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技術士とは?どのような資格か解説!【技術系最難関の国家資格】

技術士全般

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「技術士ってなに?」

「知り合いが技術士らしいけど、それってすごいの?」

「会社から技術士取れって言われたけど、どうすればいいの?」

あなたは「技術士」という資格の名前を聞いたことがあるでしょうか?
技術士は一般的な知名度が皆無といっていいほど低いので、「技術士」と聞いてもこのような疑問を持つ方は多いと思います。

しかし、実は理系の人間の間では「技術士」は科学技術系で最難関かつ最高峰の国家資格として知られています。

A太郎
A太郎

『技術士』は理系の間では一目置かれる国家資格なんですよ。

ということで、本記事では『技術士』について解説します。

『技術士』ってこういうもの
  • 技術者向けの国家資格
  • 難易度は技術系国家資格で最難関クラス
    (中小企業診断士や一級建築士より難しい、弁護士よりは少し簡単という程度)
  • 一般的な知名度は低いが、技術者の中では有名
  • 技術士を取得すると収入アップや信頼性向上などのメリットがある
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更に技術士二次試験の合格率は77.78%!(令和4年度実績)
執筆者
A太郎

メーカーに勤める現役技術者。
難関国家資格「技術士」を保有しています。
資格にハマり、日夜様々な技術系資格の情報を集めるオタクです。
自己研鑽も兼ねて、スキルアップしたい技術者に向けた情報発信をしています。
 
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技術士とは

技術士とは

技術士は科学技術に携わる技術者向けの国家資格のひとつです。

技術士は文部科学省によって認定される国家資格で、弁護士や医師などの他の省庁が認定する国家資格とあわせて5大国家資格と呼ばれたりします。

資格名称資格試験所轄省庁
弁護士司法試験法務省
弁理士弁理士試験特許庁
医師医師国家試験厚生労働省
公認会計士公認会計士試験金融庁
技術士技術士試験文部科学省

例えば弁護士が法律系で最高位の国家資格と位置付けられているのと同じように、技術士は科学技術系で最高位の国家資格とされています。

技術士の定義

技術士は技術士法で次のように定義されています。

技術士法第32条第1項の登録を受け、技術士の名称を用いて、 科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、 設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者

引用:技術士法 第2条 第1項

なかなか堅苦しい表現ですね。
分かりやすく言い換えると「技術士」は高い能力を持つと国から認められた技術者ということです。

「スゴイ技術者だよ」と国からお墨付きをもらえた人が「技術士」なんだね

技術士の仕事内容

技術士は実に様々な分野で活躍しています。
技術士が活躍する分野のごく一例を紹介します。

私は道路やトンネル、橋、ダムなどの設計や施工管理を行っています

私はパソコンやスマートフォンの部品を製造する装置の設計をしています

私は化学メーカーで試料の分析をしています

私は経営コンサルタントとして工場の生産性向上ための計画・評価をしています

このように、技術士は幅広い分野で活躍しています。
具体的な仕事内容は日本技術士会の発行している資料が分かりやすいです。

子供向け:「技術士って? ~これが技術士の世界~」日本技術士会
大人向け:「キャリアモデル」日本技術士会 男女共同参画推進委員会

技術士の部門一覧

技術士にはそれぞれの分野における専門的な知識や技術が求められます。

技術士が活躍できる分野は建設や機械、農業、化学など多岐にわたり、必要とされる専門知識もそれぞれ異なります。
ひとくちに科学技術と言ってもその種類は様々で、多岐に渡る分野を全てカバーするほどの専門知識や応用能力を1人の技術者が身に着けることは現実的には不可能です。

そのため、技術士は以下の21部門に分かれており分野別に住み分けがされています。

A太郎
A太郎

技術士は自分がどの部門に該当する技術士なのかを表示することを法律で義務付けられています。(※第44条 名称表示の場合の義務)

技術士が活躍する主な企業

技術士は様々な企業で活躍しています。

「そんなことどうやってわかるんだよ」と思われるかもしれませんが、企業内技術士会を運営している企業はそのことを公開しているので、技術士が活躍していることはそこからわかります。

また、企業情報の中で資格保有者数を公開している企業もありますし、会社として公開した論文の中で著者のところに技術士と記載されていたりもします。

以下に、技術士が活躍していることを公開している代表的な企業を挙げてみます。

技術士が活躍している企業の一例
  • 製造業:日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、明電舎、ソニー、パナソニック、日本無線、日本IBM、マツダ、三菱重工業、富士通、川崎重工業、日本製鉄、旭化成、東レなど。
  • 建設業:大成建設清水建設大林組鹿島建設竹中工務店、千代田化工建設など。
  • 電力・ガス・水道業:東京電力中部電力東京都水道局など。
  • 情報通信業:NEC、富士通、日本電気、NTT、NTTドコモなど。
  • 医薬品・化学業:旭化成、日本化薬など。

引用
本会に連絡のあった企業内・公務員技術士会、出身大学別技術士会の一覧(日本技術士会)
各会社の企業情報など

以上は代表的な企業であり、他にも多数の企業があります。
また、技術士が求められる分野は多岐にわたるためさまざまな企業で活躍することができます。

A太郎
A太郎

この一覧には記載しませんでしたが、日産技術コンサルタント東京ガスエンジニアリングソリューションズのように企業本体のサイトには有資格者を記載していないけど子会社のサイトには有資格者を記載しているというところも多いですね。そういうところはたぶん企業本体にも技術士がいると思います。

技術士を取得するメリット

「技術士」は一定の技術的能力を持つことを証明する資格です。

技術士の取得には結構な努力が必要ですが、取得することで以下のようなメリットがあります。

技術士を取得するメリット
  1. 信頼と評価が得られる
  2. 収入が増える可能性がある
  3. 人脈が広がる
  4. 他の国家資格を取得する際に有利になる
  5. 試験を通じて実力が高まる
  6. 建設部門では入札時に有利になったり監理技術者になれる

年収が上がる可能性がある

技術士は技術系で最高峰の国家資格です。
そのため、技術士を取得することで高い評価を得られ収入アップに繋がりやすいというメリットがあります。

実際の年収データを見ていきましょう。

厚生労働省が発行する「賃金構造基本統計調査」と国税庁が発行する「民間給与実態統計調査」によると、技術士は日本人全体よりも平均年収が高いという傾向があります。

技術士と日本人全体の平均年収の推移比較
出典:技術士の平均年収「賃金構造基本統計調査(厚生労働省)
給与所得者の平均年収「民間給与実態統計調査(国税庁)
公開データを用いて当サイトで図を作成

男女別で見ても、技術士は平均より高い収入を得ているようです。

職種性別平均年齢平均勤続年数平均年収
技術士男性46.6歳14年632.3万円
給与所得者男性46.7歳13.9年539.7万円
技術士女性39.8歳8.8年542.9万円
給与所得者女性46.7歳10.7年295.5万円
引用:技術士の平均年収「賃金構造基本統計調査(厚生労働省) 2019年
給与所得者の平均年収「民間給与実態統計調査(国税庁)

メリットが得られる代わりに難易度は高い

技術士試験の難易度は非常に高いです。科学技術系で最難関の国家資格とされています。

他の国家資格と比較しても高い偏差値であり、大きなメリットが得られるかわりに難易度は高くなっています。

資格名偏差値
司法試験(弁護士など)77
公認会計士77
税理士75
弁理士75
医師74
技術士70
中小企業診断士67
一級建築士66
気象予報士64
歯科医師63
行政書士62
薬剤師62
技術士補60
ファイナンシャルプランナー1級58
日商簿記検定2級58
TOEIC700点57
出典:資格の取り方よりデータを引用して表を作成

A太郎
A太郎

弁護士ほど超難関というわけではありませんが、中小企業診断士と同程度以上には難関です。

技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

技術士には、以下のような資質能力(コンピテンシー)が求められます。

技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
  • 専門的学識
  • 問題解決能力
  • マネジメント
  • 評価
  • コミュニケーション
  • リーダーシップ
  • 技術者倫理
  • 継続研鑽

引用:日本技術士会「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」

技術士試験では、受験生に技術士としてふさわしい資質能力があるかを確認されます。

技術士になるには

技術士になるためには、技術士試験に合格し日本技術士会に登録しなければなりません。

ここでは技術士になる方法について解説します。

技術士試験の概要

技術士試験は一次試験と二次試験で構成されています。
それぞれの試験内容は以下の通りです。

技術士試験の内容
  • 一次試験
    受験資格:なし
    試験内容:試験内容:筆記試験(マークシートによる択一方式)
    合格率 :42.1%(令和4年度) ※合格者数/受験者数
  • 二次試験
    受験資格:①②の条件を満たしていること
         ①一次試験に合格している、
          もしくは日本技術者教育認定機構(JABEE)認定コースを終了している
         ②4年もしくは7年を超える実務経験を有している
    試験内容:筆記試験(原稿用紙複数枚による論述方式)、口頭試験
    合格率 :16.9%(令和4年度)

二次試験を受けるためには実務経験が必要なんだね

なお、一次試験と二次試験はまとめて受験することが出来ません。
最短でも「1年目で一次試験に合格し、2年目で二次試験に合格する」という2年掛かりの試験になります。
※JABEE認定課程の修了者であるなどの理由で一次試験が免除される場合はこの限りではありません。
技術士一次試験が免除される条件とは?

試験の難易度

技術士試験の難易度は非常に高いです。科学技術系で最難関の国家資格とされています。

試験の難易度は一概に合格率だけで論じるものではありませんが、二次試験の合格率が約10%程度であることからどのくらい難しいかはイメージ出来るかもしれません。
特に、二次試験は東京大学を卒業するような高学歴の方でも合格率は約26%と、非常に難しい試験となっています。

コーヒーブレイク

技術士試験の難しさは「二次試験 筆記試験の論述問題」にあります。
この試験は「1+1=2」というような明確な答えがあるものではありません。提起された問題に対して無数に存在する答えを選択し、自分がどのように考えてその答えを選んだかが分かるような回答を求められます。

単純に科学技術に関する専門知識を問われるだけでなく、例えばこのようなシチュエーションの場合自分だったらどのように取り組むといった論理的な思考力が試されます。そのため、単純に知識を暗記していくような勉強ではなく、自分の論理的思考力を鍛えるような勉強をしていく必要があります。

A太郎
A太郎

論理的思考力が試される試験ということですね

技術士試験の勉強方法

技術士試験に合格するためには、実に色々なことを勉強する必要があります。

技術士試験に合格するために必要なこと
  • 4~7年の実務経験を積む(受験条件を満たす)
  • 参考書などを読み、科学技術に関する専門知識を身に付ける(一次試験対策)
  • 論理的思考力を鍛え、それを論文で作成できるようにする(二次試験対策)など

技術士試験の勉強方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
こちらのガイドに沿って勉強を進めていけば大体合格点に達することが出来るような内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
技術士試験合格までのロードマップ【完全ガイド】

技術士試験は独学で合格できる?

結論から言うと、技術士試験に独学で合格することは結構厳しいです。

以下に記載する「独学で合格できる条件」に該当していれば独学合格も可能だと思います。
該当する条件が多いほど独学合格の可能性も高まります。

独学で合格できる人の条件
  • もともと論理的な思考ができ説明も得意なタイプ
  • 職場の上司や取引先の人がしっかりとした論理的説明を求めてくるタイプである
  • 「実験レポート作成」や「補助金の申請書作成」など、普段からよく論文を作成している
  • 協力してくれる先輩技術士がいる

上記条件に複数該当する場合には独学での合格も充分可能かと思います。
本サイトで公開している技術士試験の対策情報を読んでちょっとコツを掴めば、合格点に到達することは可能でしょう。

一方、普段そのような環境にいないという方は、独学で合格を目指すというのはなかなか難しいと思います。

なぜなら、試験合格には論理的思考力が必要になりますが、この力はネットで対策情報を見たり対策本を読むだけではなかなか鍛えられないものだからです。実際に自分で論文を書き、それを第三者の視点から指摘してもらわなければ論理的思考力は鍛えられません。

自分の周りに先輩技術士がいる方は、自分の書いた解答論文を添削してもらうようにしてください。

添削してもらった内容に沿って論文を修正していけば自然と論理的思考力が身についてきます。
「論文を書き、添削内容を見て修正」
これを繰り返していけば結構あっさりと合格できるはずです。

A太郎
A太郎

周りに先輩技術士がいない方は技術士講座を受講して論文の添削をしてもらってください。

インターネットで「技術士 講座」などと検索すれば色々な講座が出てきます。
これまでは技術士試験講座を受講するためには何十万円も掛かったりと高い費用が必要でしたが、最近では数万円程度の高いコストパフォーマンスをもった講座も出てきています。
講座に掛かる費用は投資と考え、受講してみるのが良いかと思います。

どの講座を選べば良いか分からない場合は「アガルートアカデミー」「スタディング」「SAT」の添削付きコースを選んでおけば問題ありません。
いずれの講座も最高クラスのコストパフォーマンスですので、あとは自分がどれくらい受講料を掛けられるで決めれば良いです。

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更に技術士二次試験の合格率は77.78%!(令和4年度実績)

技術士制度の課題と今後の展望

技術士制度の問題点

技術士制度は日本において高度な技術力を持つ人材の育成・認定を行う制度です。
しかし、現在の技術士制度には以下のような問題が存在しています。

技術士制度の課題
  1. 部門の偏り:技術士の資格を持つ人の多くが建設業界や機械工学などの分野に偏っており、他の分野における技術士の数が少ないことが問題となっています。建設部門のように技術士がいると入札で有利になるというような技術士資格が活用されている部門は技術士の人数が多いですが、それ以外の部門では十分に技術士資格が活用されていると言えない部門は技術士の人数が少ないです。
  2. 認知度の低さ:技術士は一般生活で直接関わることが少ないせいか、認知度が低いことが問題となっています。認知度が低いことで技術士制度が十分に活用されているとは言えず、今後更に技術士制度を活かすためには認知度の向上が必要です。
  3. 活動している技術士の把握:技術士資格は現状では更新制度は導入されておらず、一度登録すればその後ずっと技術士として名簿に残ります。合格年度と年齢を考えると引退しているであろう技術士も多くいるはずですが、その方たちも技術士としてずっと登録され続けてしまうという問題があります。
    ※技術士の更新制度についてはたびたび話題になっており、現在も議論されています。
     更新制度については状況が変わっている可能性があるため、正確な情報は日本技術士会のホームページを参照するようにお願いします。

技術士制度の課題と今後の動向

技術士制度がもつ問題に対して以下のような課題を遂行される予定です。

このことは文部科学省の「今後の技術士制度の在り方について」で公開されています。

技術士制度の課題と今後の動向
  1. 技術士資格活用を働きかけ:公的機関に対しては技術士資格を活用することを働きかける。企業に対しては「技術士資格を活用することで社員のスキルアップになる」ことをアピールするという取り組みが行われる予定です。
  2. 他の国家資格との相互活用:名称独占資格である技術士資格の普及拡大・活用促進を図るために、他の国家資格との相互活用(一部試験が免除されるなど)を進める取り組みが行われる予定です。
  3. 技術士資格の国際的通用性:日本の技術者が国際的に活躍できるよう、技術士資格の国際的通用性を確保する取り組みが行われる予定です。
  4. 更新制度の導入:技術士資格に更新制度を導入する取り組みが行われる予定です。どのような形で更新制度を導入するかはまだまだ未定です。
    (追記)ひとまずはCPDで更新制度が導入されましたが、これがどのような効果をもたらすかは今後よく見ていく必要があるかと思います。

参考:今後の技術士制度の在り方について(文部科学省)

A太郎
A太郎

技術士制度がどのように変わっていくか、今後もチェックしていきますね。

技術士に関する補足情報

技術士の人数

技術士の人数は、2021年の時点で約9.5万人となっています。
文部科学省のデータによると日本の技術者の人数は約238万人(2015年時点)だそうです。技術者を100人集めたらそのうち4人は技術士という割合ですね。

技術 士 登録 者 数 女性 推移

技術士の人数についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
技術士の人数はどのくらい?【データから推移を見る】

技術士の種類(技術士補?修習技術者?)

技術士に関連する用語として、『技術士補』や『修習技術者』というものもあります。
ここではその『技術士補』や『修習技術者』という用語についても併せて解説します。

『技術士補』『修習技術者』はいずれも見習い技術士のようなものです。

技術士になる過程で一次試験に合格(もしくはJABEE認定プログラムを修了)すると、「修習技術者」になります。
そして、「修習技術者」が「技術士補」として登録をすると「技術士補」になります。

技術士 種類

「修習技術者」「技術士補」いずれも技術士二次試験に合格して技術士会に登録すれば「技術士」になることができます。
「技術士」になるためには「技術士補」である必要はありません。

A太郎
A太郎

ちなみに、技術士補は「技術士の補助をする」という役割があり、
そこから『技術士補』と呼称されています。

技術士の種類についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
技術士の種類を解説!技術士、技術士補、修習技術者の違いとは何か

技術士ブログを見たい方はこちら!

技術士が運営しているブログはこちらになります。
いずれのブログも技術士を取得した方が運営していますので、ためになることが書かれていますよ。

我ら社内士! ~ 資格で楽しむキャリアライフ ~  
技術士だけでなく、中小企業診断士や行政書士も取得したテック青木さんのブログです。
資格取得のための学習を進める際の過ごし方などをまとめています。
とても参考になるサイトですよ。

らくちん技術士
建設部門、総合技術監理部門の技術士であるらくちん技術士さんのブログです。
二次筆記試験の考え方についてかなり具体的にまとめられており、試験対策として参考になるサイトです。

その他の資格を調べたい方はこちら!

『技術士』以外にも役に立つ資格は世の中に沢山あります。
色々な資格を調べたい場合には以下のサイトがおすすめです。
気になる資格がみつかるサイト・資格Hacks

もちろん『技術士』に関連する記事も沢山ありますよ。
当記事もこちらのページで紹介されています。

技術士の基礎知識とは?仕事内容・合格率・勉強方法・おすすめのテキストを解説!
転職や就職をする中で、様々な資格を取得しようとする人が増えてきています。その中でも専門性が高く、幅広い分野で活躍していくことができるのが「技術士資格」です。「名前だけ聞いたことはあるけど、どんな資格かはよくわからない...

まとめ

このページでは技術士について解説しました。

技術士は文部科学省によって認定される国家資格で、技術系では最高峰の国家資格とされています。
肩書と高めの年収が期待できますが、試験の難易度は非常に高いです。

4~7年の実務経験に加えて技術士試験に合格する必要があり、中でも論述問題がある二次試験は合格率12%、東京大学のような高学歴の方に絞っても合格率25%と難しい試験です。

試験に合格するためには論理的思考力が必要であり、論理的思考力を鍛えるためには自分の書いた論文を第三者に見てもらうという勉強を行う必要があります。
独学でも不可能ではないですが、現実的には講座を受講するのが良いかと思います。
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  • 取得難易度は最難関クラス
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  • 一般的な知名度は低いが、技術者の中では有名
  • 技術士を取得すると収入アップや信頼性向上などのメリットがある
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技術士が増え、多くの方に認知されるようになることを願います。

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