技術士二次試験 口頭試験の対策まとめ【想定問答集付き】

二次試験対策(基礎編)
 
 

 

技術士二次試験 筆記試験に合格した方はおめでとうございます。
あとは口頭試験に合格すれば、晴れて技術士となる資格が得られます。

口頭試験は筆記試験と比較して合格率が高く、5人中4人は合格できるようになっています。
しかし、逆に言えば5人中1人は不合格となり、また筆記試験からやり直しているのも事実です。
そのようにならないよう、キッチリと口頭試験の対策を練って確実に合格できるようにしておきたいところですよね?

そこで、本記事では技術士二次試験 口頭試験について合格するための対策方法をまとめました。
このガイドに従って勉強していってみてくださいね。

口頭試験までにやっておくべき対策
  1. 試験で評価されるポイントを知っておく
  2. 『業務内容の詳細』を説明できるようにしておく
  3. 筆記試験のフォローをしておく
  4. 想定問答集を作成する
  5. 実際に練習する
この記事を書いた人
A太郎

・技術士(金属部門)
・技術士試験に対して戦略的に対策を行い、一次試験・二次試験ともに一発合格
・共に切磋琢磨できる技術士仲間を増やすため、
 「技術士合格への道しるべ」で自分の使った合格への戦略を発信中
 
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技術士二次試験 口頭試験の概要

いわゆる面接試験です。

口頭試験は技術士の適格性を判定するために行われるもので、試験官から出された質問に対して受験生が口頭で答えるという形で行われます。
試験ではこのような質問に答えていく必要があります。
「受験の動機について教えてください。」
「技術士の3義務2責務とは何ですか?」
「情報公開と守秘義務の狭間で悩むことはないですか?その時あなたはどうしますか?」
準備していないとなかなか答えられない質問もありますので、しっかり準備を行って試験に臨みましょう。

筆記試験に合格した俺なら余裕でしょ

いやホント油断しないでください

口頭試験の合格率

筆記試験の合格率は約10~15%と非常に狭き門なのに対して、口頭試験の合格率は約80~90%とほとんどの人が合格する試験となっています。
そのため、そこまで深刻にならず気楽に受けても良いかと思います。

とはいえ、対策を怠って試験に臨めば少ない不合格者のうちの一人となってしまうかもしれません。
特に機械部門は他部門に比べて厳しい傾向があるので、機械部門で受験する方は要注意です。

もし不合格となってしまえば、また高難易度である筆記試験からやりなおしとなってしまいます。
対策はキッチリと行いながらも、当日は緊張しすぎず自分の実力を発揮できるようなコンディションにしましょう。

口頭試験の合格率についてはこちらの記事でまとめています。
技術士二次試験 口頭試験の合格率一覧

業務経歴証明書について

質問は「筆記試験の答案」と「業務経歴証明書」を踏まえて出されます。

業務経歴証明書を適当に記載して提出してしまった場合は厳しい戦いとなることが予想されますので、まずはこちらのページを参考にしてしっかりと業務経歴証明書を練って対策してください。
【技術士】実務経験証明書(業務経歴の詳細)の書き方【サンプル有】

対策① 評価されるポイントを知る

ここからは口頭試験の対策方法をまとめていきます。
まずは口頭試験で何を評価されるのかをしるところから始めましょう。

口頭試験で評価される内容は日本技術士会の「技術士第二次試験受験申込案内」で以下のように公開されています。
また、日本技術士会のこちらの資料のP.4に「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」として記載されています。

技術士としての実務能力コミュニケーション     
リーダーシップ
評価
マネジメント
技術士としての適格性技術者倫理
継続研鑽

公開されている内容はなかなかにお堅い表現になっており、上記の表現だけでは正直なところ分かりにくいところがあるかと思います。
そこで、本項目では評価項目の内容を引用しながら出来るだけかみ砕いて分かりやすく解説していきますね。

たしかに!「継続研鑽」ってどういう意味?

ざっくり言うと、「いつも勉強するようにしてますか?」ってことです

<注意!>
ここで解説する評価ポイントは「公開されている試験情報を素直に読み取るとこうだよね」という根拠のあるものではありますが、あくまでも私の解釈であり、「試験管の真意は絶対こうだ、間違いない」というものではありません。
また、受験者の年齢や立場によって求められる評価内容は異なる可能性が大きいです。
本記事の内容を自分に当てはめてアレンジしながら参考にするというスタンスでお読みください。

技術士としての実務能力

コミュニケーション

業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。
海外における業務に携わる際は、一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。

日本技術士会資料 技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

これはそのまま、技術士として関係者と上手くコミュニケーションがとれるかどうか確認されます。
例えば、「これまでの業務経験の中で、関係者とどのようにコミュニケーションをとってきましたか?」という質問をされます。
場合によっては質問に対する回答の内容からだけでなく、口頭試験中の態度からも評価されるかもしれません。

リーダーシップ

業務遂行にあたり、明確なデザインと現場感覚を持ち、多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。
海外における業務に携わる際は、多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに、プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。

日本技術士会資料 技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

こちらは少し注意が必要かもしれません。
一般的に「リーダーシップ」というと周囲の皆をぐいぐいと引っ張っていくようなイメージがあると思いますが、技術士として求められる「リーダーシップ」とは必ずしもそうとは限りません。
ここで重要なのは「明確なデザインと現場感覚を持ち、多様な関係者の利害等を調整し取りまとめる」という点です。
つまり、技術士として求められるリーダーシップとは皆をぐいぐい引っ張っていくタイプではなく、現場に寄り添って関係者の調整を行いながらも業務を遂行できる調整型のリーダーということです。

評価

業務遂行上の各段階における結果、最終的に得られる成果やその波及効果を評価し、次段階や 別の業務の改善に資すること。

日本技術士会資料 技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

こちらも分かりやすいかなと思います。
要はこれまでの業務を反省して別の業務や次に業務に活かせるかということですね。
自分の業務を振り返って、良かった点や悪かった点を見つめなおし、次に活かすことができているかを確認されます。
試験では「これまでの業務で、良かった点と悪かった点を教えてください。」「これまでの業務から反省点を活かして、改善に繋げた事例はありますか?」ということを質問され、その回答をみて『評価』の資質があるかを確認されます。

マネジメント

業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において、品質、コスト、納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項、又は成果物(製品、システム、施設、プロジェクト、サービス等)に係る要求事項の特性(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)を満たすことを目的として、人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。

日本技術士会資料 技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

この項目で重要なのは「配分」です。マネジメントは技術士としてのバランス感覚を確認されます。
業務を行う上ではお金・人・時間・設備・情報など資源に限りがあるものです。
その限られた資源を、目標を達成するためにどのように配分するかというバランス感覚を確認されます。
例えば、「この工程は大変だから人員や時間を多めに取ろう」とか「この工程は急がないので人員は少なめで」ということが出来るかということですね。
また、「ある程度納期が掛かってもよいから高品質なモノを」とか「お金が掛かっても良いから納期を短く!」というような成果物に対するバランス感覚を確認される場合もあります。

(追記)試験改正後の変更点について!

2019年度から評価される項目の記載が変更されました。
従来は「経歴及び応用能力」とされており専門知識的な技術力の面を評価される傾向にありましたが、2019年度からはその記載はなくなりコミュニケーション的な調整能力やリソース配分能力等の業務遂行能力を評価されるようになりました。

「業務の中で、関係者とどのようにコミュニケーションをとっているか?」
「業務の中で、リソースの配分はどのように行っているか?」
「業務の中で、どのようにリーダーシップを発揮したか?」
といったことが質問されます。

ただし、技術的なことをまったく問題にしないということでもないようです。
例えば業務詳細や筆記試験の解答に記載した技術的な内容について、妥当性を確認するような質問がされることもあるようです。
特に、筆記試験でいずれかの問題でB判定だった方は要注意です。
試験官に技術的内容の妥当性を説明できるように、あるいは間違いを訂正して「本当はこうするべきだった」ということを説明できるようにしておく必要があります。

技術士としての適格性

技術者倫理

業務遂行にあたり、公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮した上で、社会、文化及び環境に対する影響を予見し、地球環境の保全等、次世代に渡る社会の持続性の確保に努め、技術士としての使命、社会的地位及び職責を自覚し、倫理的に行動すること。
業務履行上、関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。
業務履行上行う決定に際して、自らの業務及び責任の範囲を明確にし、これらの責任を負うこと。

日本技術士会資料 技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

技術士として必要な倫理感をもっていますかということを確認されます。
「倫理観なんて人それぞれだろ」と思ってしまうかもしれませんが、技術士となる以上そういうわけにもいきません。
「技術士はこういう倫理観を持つべきだよね」ということが『技術士倫理綱領』として決められていますので、こちらの資料は一度目を通しておきそれに沿った形の倫理観で回答していく必要があります。

また、これに加えて『技術士の3義務2責務』というものについて理解しておく必要があります。
この3義務2責務については「技術士の3義務2責務を答えよ」と直接的に質問されることは少ないですが、これに絡めたような問題は非常によく質問されますので押さえておくべきでしょう。

『技術士の3義務2責務』と『技術士倫理網領』についてはこちらの記事をご参照ください。
技術士の3義務2責務とは?わかりやすく解説します【技術士試験対策】

自己研鑽

業務履行上必要な知見を深め,技術を修得し資質向上を図るように,十分な継続研さん(CPD) を行うこと。

日本技術士会資料 技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

要は技術者としての実力を向上させるよう常に勉強していますかということを確認されます。
なお、ここでいう勉強とは受験勉強のように参考書を開いて知識を覚えるような机上のことに限ってはいません。
例えば、学会発表にチャレンジしたとかそのようなことでも問題ありません。
技術者としての実力を高めるためにどのような取り組みをしていますということを回答出来れば良いかと思います。

(追記)試験改正後の変更点について!

こちらについては従来と大きな変更はありません。
技術者倫理については「技術士の3義務2責務」について説明できるように、継続研鑽については「普段どのようにして資質向上に努めているか」ということを説明できるようにしておけば問題ないと思われます。

対策② 『業務内容の詳細』を口頭で説明できるようにする

出願時に提出した実務経験証明書のうち『業務内容の詳細』を口頭で説明できるようにしておきましょう。

説明時間の目安は3分程度です。余裕があれば、3分程度を基準にしつつ「1分バージョン」や「5分バージョン」も用意できるとなお良いでしょう。
業務内容の詳細に書いた内容を話し言葉に合わせて並べ替えたり、文章中に書ききれなかったことを補足したり、逆に不要な部分を省略したりして、3分程度で余裕をもって話せるよう再編しておきます。

なお、注意したいのは『詰め込みすぎない』ということです。
資質をアピールしようとあれもこれもと話を詰め込みすぎると、試験官の頭に入りきらない可能性があります。
前項でまとめた『口頭試験で評価されるポイント』を考えながら、重要な部分に絞って説明しつつ、余計な部分は極力減らすようにしておきます。

A太郎
A太郎

願書に書いた文章を暗記してそのまま口に出すだけではいけませんよ

ちなみに、変化球な質問として「『業務内容の詳細』ではなく『業務経歴』の中からどれかひとつ選んで説明してください」という出題がされたこともあるようです。
余裕があれば、業務経歴に記載した業務についても同じように3分で説明できるようまとめておけるとより確実です。

対策③ 筆記試験のフォローをしておく

筆記試験の問題Ⅱ・Ⅲいずれかの成績がBもしくはCだった人は、口頭試験で筆記試験に絡めた質問をされる可能性が高いです。
ですので、筆記試験の回答の振り返りはしっかりやっておきましょう。

筆記試験の回答を思い出し、不足していた・不十分だったと思う点を抽出して「これならA評価」といえる修正内容を用意しておきます。

試験で質問されると考えられる内容は回答内容によって変わりますが、大まかな例として以下のようなものが挙げられます。

パターン① 「○○について説明してください」

例えばⅡ-1は専門知識を問う問題です。
「○○について原理、技術的な特徴、実用上の注意点を述べよ」という設問に対して回答が不十分だった場合、口頭試験で改めて「○○について説明してください」と質問される可能性があります。
成績がA出なかった場合には、改めてその用語を確認しておきましょう。
できれば筆記試験が終わったその日か翌日には復元論文を準備しておくことが望ましいです。

パターン② 「この対策はなぜこうしようと思ったのですか?」

問題ⅢがAでなかった場合に質問される可能性があるパターンの質問ですね。
これはさらに踏み込んだ質問をすることで対策案の理解度を図ろうとしています。例えば、白書に記載されている対策案をそのまま聞きかじっただけで回答したのではないかと疑われているわけですね。
この質問に答えるためには、シンプルに用語を理解しておく必要があります。
筆記試験で回答した内容については今一度確認しておきましょう。

パターン③ 「筆記試験について補足しておくことはありますか?」

まるっと投げてくるタイプの質問ですね。結構抽象的ですので、初見では答えにくい質問だと思います。
これは「回答のどこが不十分だったのか、自分で把握していますか?」と聞きたいということですね。
この質問に答えるためには、単純に「これならA評価」という答案を作って覚えておくだけでなく、「この点が足りていなかった」という部分も整理しておく必要があります。

対策④ 想定問答集を作ろう

いわゆるよくある質問に対して自分なりの回答を用意しておきましょう。
このような質問が来そうだという質問を挙げて、それに対する自分の回答を用意しておくのです。
これを技術士試験受験者の間では想定問答集と呼んでいます。

準備しておくべき想定問答集を羅列します。

<必ず押さえておくべき質問>
Q.業務詳細の中で技術士としてふさわしい点を教えてください。
Q.業務詳細では、関係者と調整する際どのようなことに気を付けましたか?
Q.業務詳細の業績について、現時点での評価はどうですか?
Q.あなたはなぜこの業務内容を業務詳細に選んだのですか?
Q.今までの業務で失敗した点、または問題になった点があれば教えてください。
Q.逆に今までの業務で良かった点があれば教えてください。
Q.筆記試験の解答について、何か補足することはありますか?(筆記がB評価だった場合は必須)
Q.受験の動機を教えてください。
Q.技術士試験に合格した場合の抱負を教えてください。
Q.技術者としての資質向上のため、何かやっていることはありますか?
Q.技術士の3義務2責務を教えてください。
Q.信用失墜行為の禁止とは具体的にどういうことですか?
Q.秘密保持義務とは具体的にどういうことですか?
Q.秘密保持義務を違反した場合どうなりますか?
Q.守秘義務について、誰に対して義務を負っていると思いますか?
Q.情報公開と守秘義務の狭間で悩むことはないですか? その時あなたはどうしますか?
Q.技術士の名称表示の場合の義務とは具体的にどういうことですか?
Q.公益確保の責務とは具体的にどういうことですか?
Q.公益とは何ですか?
Q.もし公益に反する行為を強制されたらどうしますか?
Q.内部告発において、あなたを守ってくれる法律を知っていますか?
Q.技術士の説明責任(アカウンタビリティー)とはどういうことですか?
Q.なぜ技術士はこれだけ高い倫理観を必要とされるのでしょうか?
Q.技術士の資質向上の責務とは具体的にどういうことですか?
Q.なぜ資質向上が必要なのですか?
Q.CPDとは何ですか?
Q.CPD単位時間とは何ですか?
Q.CPDはどのようなもので獲得できますか?
Q.会社では技術士はどう活用されていますか?
Q.技術士を取得した場合の優遇措置はありますか?
Q.技術士を取得した場合、仕事に役立ちますか?
Q.部下の指導はどのようにしていますか?

<できれば押さえておきたい質問>
Q.(業務詳細について)この手法はあなたが考えたのですか?
Q.(業務詳細について)どうやってこの手法を考え付いたのですか?
Q.現在勤務している会社の概要を紹介して下さい。
Q.現在担当している業務はどのようなものですか?
Q.あなたはこの業務を進める上で、何を意識していますか?
Q.上記回答について、具体的な事例を教えてください。
Q.あなたの業務の品質確保について、具体的な方策を教えてください。
Q.自分の技術をアピールするために、今後どのようなことをしたいですか?
Q.最近、学会は若者離れが進んでいますが、あなたの専門の学会は何になり、所属していますか?
Q.論文発表はありますか?
Q.信用失墜行為の禁止をわざわざ法でうたっている理由は何だと思いますか?
Q.信用失墜行為の問題となった事例を教えてください。
Q.それはなぜ起きたと思いますか?
Q.どうしたら防げると思いますか?
Q.秘密保持義務はなぜ必要ですか?
Q.なぜ秘密保持義務を違反した場合罰せられるのですか?
Q.守秘義務の対象となる具体例を挙げてください。
Q.名称表示の義務はなぜ必要ですか?
Q.技術士の名称表示はメリットがありますか? 表示する意義があると思いますか?
Q.公益の確保のために技術者としてどう考えていますか?
Q.あなたの職務上、公益確保に反することがあるとするとどのようなことですか?
Q.それに対してどうしていますか?
Q.日本の技術発展への貢献として、あなたにできることを教えてください。
Q.近年、技術者倫理が注目されていますが、それはなぜだと思いますか?
Q.あなたの業績または成果が、事業(依頼)主に損害をもたらす場合どうしますか?
(既に実施済みの物件に瑕疵が見つかったらどう対応しますか?)
Q.この部門で技術士を取ろうと思ったのはどうしてですか?
Q.理想とする技術士像は何ですか?
Q.専門とする分野のこれからの発展について、どう考えていますか?
Q.APECエンジニア制度とは何ですか?
Q.APEC国際相互認証は必要だと思いますか?
Q.IPEA国際エンジニアとは何ですか?
Q.JABEE制度とは何ですか?
Q.技術士と同様の外国資格を知っていますか?
Q.国際相互認証制度について説明してください。
Q.技術士法は何のために存在しますか?
Q.技術士とは何ですか?
Q.高等の専門的応用能力とは何ですか?
Q.技術士制度はなぜ必要だと思いますか?
Q.技術士になれない条件は何ですか?
Q.どういう人が技術士にふさわしいと思いますか?
Q.どのようにして技術士になれますか?
Q.技術士登録する内容には何がありますか?
Q.技術士会の目的は何ですか?
Q.技術士制度があることによって、どんな社会的効果が期待できますか?
Q.技術者と技術士の違いは何だと思いますか?
Q.技術士の技術範囲について教えてください。
Q.技術者倫理を日々の仕事でどのようなことを意識して仕事をしていますか?
Q.技術士倫理要綱の中身について説明してください。
Q.技術士倫理の中では何が重要ですか?また、それはなぜですか?
Q.技術者倫理問題についてどう考えますか? あなたはどう考えて行動しますか?
Q.技術士に求められる基本的要件は何ですか?

いや多すぎでしょ!

確かに…でもこれくらいやっておいた方が良いですよ

これだけ挙げておいて言うのもなんですが、正直多すぎだと思います。
しかも実際に口頭試験で質問されるのは10問あるかないかですから、準備した回答のほとんどが試験では使用しないとなれば嫌になってしまうかもしれません。

しかし、これらの質問に対して回答を準備しておくことが口頭試験における一番の対策です。
自分なりの「想定問答集」を作成し、それをスラスラと言えるよう練習しておくことが合格への近道と考えます。

また、綺麗ごとを言うようですが、このような口頭試験対策をしっかりと行うからこそ技術士としての倫理観や適格性がキッチリと身に付き、今後技術士として活躍される場合に役立つかもしれません。

対策⑤ 実際に練習をしよう

準備が出来たら、実際に声に出して練習してみましょう。
まずは自分ひとりで声に出して答えるというイメージトレーニングから始めると良いか思います。
そして、可能であれば模擬面接を受けてみるのが望ましいです。
実際に人から質問されると頭の中が真っ白になるということはざらにあります。これは場数を踏んで慣れるしかありませんので、模擬面接を受けるのは特に有効です。
有料講座のサービスだったり、卒業大学の技術士会で企画されていたりしますので、なにか活用できるものがないか探してみましょう。

次に、面接を受ける際のコツを紹介していきますね。

回答は短くシンプルに答える

試験時間は20分までと限られています。
この短い時間の中で、試験官は6つのコンピテンシーについて採点していかなければなりません。

単純計算してコンピテンシー1つあたり3分です。
できれば、ひとつの質問に対して1分以内で答えるくらいの簡潔さで回答する必要があります。
『業務内容の詳細』などは別にしても、とにかく短く簡潔に答えることが重要になります。

ゆっくり話すことを心掛ける

これは人によって個人差があるので一律には言えませんが、傾向としては早口になってしまうことが多いようです。
短い時間の中で沢山のことを伝えようとした結果早口になってしまうのですが、正直なところ早口では試験官は理解できません。

時間制限があることは理解しつつ、気持ちゆっくりめに話すと試験官も理解しやすくて良いですよ
『短くシンプルに回答する』というコツと合わせて、重要な項目です。

書き言葉と話し言葉の違いに注意する

想定問答集などはまずは文章に書き起こして準備する形になると思います。
ここで注意すべきは、文章のような書き言葉をそのまま話し言葉にすることは難しいということです。

例えば、文章ではパッと見た感じ短いようにみえても、実際に言葉にしてみると意外と長かったりします。
あまり長いと試験官の頭にも入っていきませんので、短く再編する必要があります。
大体一呼吸以内に言い切れる分量が良いですね。文章の途中で息継ぎしなければならないような場合には長すぎる、ということです。

また、文章なら自然に見えても話し言葉にすると堅苦しすぎるかなというケースもあります。
例えば、「検討(考察)した結果」はシンプルに「考えた結果」としてしまっても良いかと思います。

まとめ

技術士二次試験 口頭試験の対策を解説しました。

口頭試験は技術士試験の最後の関門で、これに合格すれば晴れて技術士となる資格が得られます。
入念に対策を行って口頭試験に合格し、ぜひ技術士になってもらいたいです。

A太郎
A太郎

最後のひと踏ん張りを頑張ってください!

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