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技術士口頭試験で聞かれる評価をわかりやすく解説!

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令和5年度の技術士二次試験は図表内も1マス1文字(英数字は1マス2文字)で書く必要がありますので注意してください。前年度までは図表内はマス目を無視しても良かったのですが、それが出来なくなりました。

技術士試験で確認される「評価」ってなに?

A太郎
A太郎

こんにちは!技術士のA太郎です。
本記事では、評価について説明していきます。

評価とひとくちにいっても、
・技術士試験で確認される「評価」ってどんなもの?
・試験ではどのように出題される?
・「評価」について聞かれたらどのように回答すれば良い?
など、いろいろと疑問がありますよね。

この「評価」の能力は口頭試験で確認されるので、
口頭試験の対策中の方はきっちりと理解しておく必要があります。

そこで、本記事では現役技術士である私が「技術士口頭試験における評価」について解説します。
「口頭試験ではどのように質問されるのか?その回答例は?」についてまとめました。

本記事で勉強すれば、自信をもって試験に臨むことができますよ。

  • 技術士口頭試験における評価の説明
  • 口頭試験では評価についてどのように質問されるか?回答例は?
  • 口頭試験を受ける場合は講座の模擬面接がおすすめ
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執筆者
A太郎

・技術士(金属部門)
 技術士一次試験、二次試験ともに一発合格
 
・合格後も継続して試験情報を収集し続ける。
 技術士仲間を増やすべく、サイトでの情報発信や論文添削などを行っている。

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技術士試験における評価とは

まずは技術士試験における評価について説明します。
技術士試験では「評価」を以下のように定義しています。

業務遂行上の各段階における結果、最終的に得られる成果やその波及効果を評価し、次段階や 別の業務の改善に資すること。

技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

分かりやすくまとめると、
評価とは「これまでの業務を反省して別の業務や次に業務に活かせるか」
ということです。

口頭試験ではどのように質問されるか

次に、口頭試験では具体的にどのような質問で「評価」を確認されるかを説明します。

質問の例

口頭試験では概ね次のような質問をされると思います。

Q.これまでの業務のどれかひとつについて、現時点での評価を説明してください。

また、質問の変化球として
・「業務経歴に記載されているこの業務について」と業務内容を指定される
・業務全体を対象に「失敗例はありますか?」「改善点はありますか?」と失敗例や改善点を通じて聞いてくる
このようなパターンの質問になることも予想されます。

望ましい回答例

ここはストレートに良かった点と悪かった点を説明しましょう。
なお、悪かった点を説明する場合はこうすればもっと良かったという改善案まで触れるようにしましょう。

ということで、回答としては以下のようなものが望ましいでしょう

A.○○の開発業務では、開発期間と品質のバランスを上手くとり、決められた期間内で求められる品質のものが開発できました。

一方、開発した製品のコストについては技術者として未熟だったこともあり、価格が高い製品となってしまいました。その反省を活かして、次の△△の開発業務では、開発期間と品質に加えてコストについてもバランスを取るように業務を行いました。


注意点

自分を良く見せようとしすぎて、「良かった点だけを説明して悪かった点を説明しない」ということはしないようにしましょう。

「○○の業務は完璧な仕事でした。悪かった点はひとつもありません。」
というのは映画では見ますが、技術士試験的にはNGです(笑)

どのような技術的提案も完全無欠ということはありませんから、弱点というべき点はあります。

自分の評価能力を正しくアピールするためにも、これまでの業務の良かった点だけでなく悪かった点とその改善案についても説明するようにしましょう。

その他に口頭試験対策として勉強しておくべきこと

口頭試験では「評価」以外にも勉強しておくべきことがあります。
口頭試験対策として押さえておきたい項目を以下に挙げます。

  • 3義務2責務
  • 技術士の倫理綱領
  • コミュニケーション
  • リーダーシップ
  • 評価
  • マネジメント
  • 技術者倫理
  • 継続研鑽

これらについてはこちらの記事で統括してまとめています。
口頭試験を受験するならぜひ参考にしてください。

口頭試験を受けるなら模擬面接をやっておくこと

口頭試験を受けるなら模擬面接も受けておきましょう。

「普段発表とかしているし、喋るのも得意だし大丈夫でしょ」と舐めていると痛い目をみます。
技術士試験の口頭試験は独特の雰囲気もあり、ぶっつけ本番で挑むのは自殺行為です。

口頭試験で不合格になってしまうと、またあの難関の筆記試験からやり直しです。
なんとしても口頭試験に合格するためにも、模擬試験は受けておく必要があります。

模擬面接が受けることが出来るケースは以下の通りです。

  1. 自分の勤めている会社が技術士取得を支援しており、模擬面接を行ってくれるケース
  2. 卒業した大学の技術士会が、模擬面接を行ってくれるケース
  3. 有料の技術士講座を受講したケース

1のケースは企業内技術士会がある企業で行っている場合があるようです。
例えば日立製作所や東芝などは企業内技術士会があるので、先輩技術士が模擬面接を行ってくれる可能性があるでしょう。

2のケースは○○大学技術士会が卒業生向けに模擬面接を実施している場合があります。
私もこのケースで模擬面接を受けましたが、良い経験でした。

3のケースは誰でも模擬面接を受けることが出来ます。
プロの講師が模擬面接を行ってくれるので、内容的にも安心感があります。
例えばアガルートアカデミーでは模擬面接だけのコースも用意されているのでオススメですよ。

まとめ

技術士試験における評価について解説しました。

評価は口頭試験で必ず確認される内容です。
口頭試験の対策を行っている方はきっちりと押さえておきたい内容でス。

また、他にも口頭試験で押さえておくべきことはあります。
以下の記事で口頭試験の対策法を統括してまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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