技術士試験の難易度は?どれくらい難しい?【科学技術系では最難関資格】

技術士全般
 
 

 

『技術士』という国家資格は科学技術系で最高峰の資格と位置付けられており、技術士を取得することで様々なメリットを受けることが出来ます。
技術者として働いている方なら『技術士』を取っておきたいという人は結構多いのではないでしょうか。

しかし、技術士は科学技術系で最高峰とされているだけあり、取得難易度は非常に高いです。
「技術士」で検索すると関連検索で「技術士 難しい」「技術士 難しすぎる」といったワードが出てくるほどです。

それでは実際のところどれくらい難しいのでしょうか?
弁護士や税理士などの他の難関国家資格と比べても難しいのでしょうか?

ということで、技術士という資格を取得することがどれくらいの難易度なのか色々な視点からまとめてみました。
結論としては「科学技術系では最難関であり、取得するのは確かに非常に難しい。但し、弁護士や税理士などの他の最難関資格ほどではない」という結論なのですが、その根拠を説明していきますね。

A太郎
A太郎

勉強のやり方次第では充分合格を狙える資格だと思いますよ

記事を読んでほしい人
  • これから技術士試験を受けようとする人
  • 技術士試験は難しいと聞いて尻込みしている人
  • 技術士を取得するのを諦めかけている人
この記事を書いた人
A太郎

・技術士(金属部門)
・技術士試験に対して戦略的に対策を行い、一次試験・二次試験ともに一発合格
・共に切磋琢磨できる技術士仲間を増やすため、
 「技術士合格への道しるべ」で自分の使った合格への戦略を発信中
 
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評判からみる技術士の難易度

まずは技術士の難易度がどの程度なのか、技術士の定義や評判という面から見ていきましょう。
技術士の難易度が分かりそうな文章や発言などをまとめていきます。

日本技術士会からの評判

日本技術士会では技術士のことを以下のように言っています。

「「技術士」は国によって科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者で、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格です。」

「日本の科学技術における最高位の国家資格」

日本技術士会_PRパンフ_2より https://www.engineer.or.jp/c_cmt/shikakukatsu/topics/007/attached/attach_7784_3.pdf

技術士会では難易度について直接記載しているわけではありません。
しかし、「最も権威ある」や「最高位」というフレーズを使っているあたりから、難易度が高そうな印象を受けますね。

資格情報サイトからの評判(偏差値ランキング)

ネットで「資格 難易度」と検索すると様々な資格情報サイトが出てきます。
どのサイトでも技術士は難関資格、難易度高という位置付けで紹介されています。

ここでは、「資格の取り方」というサイトの情報を紹介したいと思います。
このサイトは資格講座への誘導を極力なくし、資格の情報を正しく伝えるということを第一に考えている資格情報サイトとのことです。
数あるサイトの中で最も客観性が高いだろうと考え、「資格の取り方」様の情報を引用させて頂きたいと思います。

技術士の偏差値と、その他有名どころの偏差値を引用して再編集したのが下表です。
技術士という資格の難易度を高く評価している様子がわかります。一級建築士や気象予報士、TOEICで700点取ることよりも難しいとされています。
ただ、日本の最難関資格である弁護士や税理士ほどの偏差値ではないですね。

引用:資格の取り方 https://shikaku-fan.net/ よりデータを引用して表を作成

論破王ひろゆきさんからの評判

掲示板2chの開設者であり論破王として有名な西村ひろゆきさんも技術士について発言したことがありました。

技術士については以下のように語っています。

本当に頑張るんだったら、技術士を取ると一生食いっぱぐれないらしいですけど。
弁護士より難しいらしいですね。

さすがに弁護士を取るよりも難しいは言いすぎな感があります(笑)
本人もこの発言の後に「どんな問題が出るのかもよく分かってないですけど」と言っているように、印象だけで話した感じがあります。
ただ、技術士である私としてはこのような印象を持ってくれていることはありがたいことです。

数値からみる技術士の難易度

次に、数値という事実の面から技術士の難易度を見ていきましょう。
技術士の難しさがわかるようなデータをまとめていきます。

合格率

技術士の合格率は約13%です。
その他の主要な国家資格の合格率と比較した結果が以下になります。
もちろん、合格率だけをみて難易度が高い・低いというわけではありませんが、ひとつの指標として参考に出来るかと思います。

こうしてみると、意外と弁護士って合格率高いんですね。
そもそも弁護士にチャレンジしようとする人たちはレベルの高い人が多いという話かもしれませんが。

ちなみに、東京大学出身者のような高学歴な人に絞った場合の合格率は以下になります。

技術士二次試験 大学 別 合格 率
引用:日本技術士会 試験・登録情報 統計情報

いわゆる高学歴な人ほど合格率が高くなっている傾向がありますが、それでも最高で約26%程度の合格率となっています。
東京大学出身の優秀な方でも4人に3人は不合格であるという事実があり、技術士という資格の難易度の高さがイメージ出来るかと思います。

学歴別の合格率についてはこちらの記事で分析していますので、興味があれば参考にしてみてください。
技術士試験に合格するためにはどの程度の学歴が必要?

合格までに必要な勉強時間が長い

参考データですが、合格までに必要な勉強時間の目安を他の有名な国家資格と比較してみました。

技術士試験に合格するまでに必要な勉強時間は150~2000時間となっています。幅広いですね。
技術士試験は他の最難関資格と比較して一発合格できる人も多くいるということでしょうか。

他の最難関資格と比較してみると、弁護士、公認会計士、税理士、弁理士といずれも技術士よりも長い勉強時間が必要となっています。
やはり、これらの最難関資格よりは簡単に取得できそうな感じがありますね。
さすがに簿記2級とは比べ物にならないくらいの時間が必要になりそうですが。

ちなみに、技術士試験に合格するまでに必要な時間についてはこちらの記事で解説しています。
技術士試験に合格するまでの勉強時間【技術士になるまでのトータル】

受験条件に実務経験がある

技術士二次試験の受験条件として「4~7年の実務経験があること」が規定されています。
既に実務経験を積んでいる技術者でなければそもそも受験できませんので、この点も技術士を取得するハードルを上げているポイントになります。

技術士試験を受験するのは実務経験を積んだいわばプロの人達なわけです。
そのような人達を集めてなおこの合格率ですから、やはり技術士試験の難易度は高いということが分かるかと思います。

結局、技術士の難易度はどれくらい?

ここまでに技術士試験の評判やデータを見てきました。
その結果、技術士試験の難易度は以下の感じだと考えます。

<技術士試験の難易度>
簿記2級やTOEIC700点を取るよりはるかに難しい。
中小企業診断士や一級建築士よりもちょっと難しいくらい。
弁護士や公認会計士、税理士よりは簡単。

たしかに『科学技術系で最難関の国家資格』というくらいの言い方がしっくりくるね

技術士試験に合格するための勉強方法

この項目では、高い難易度を誇る技術士試験に合格するための勉強方法の方針について解説していきます。
詳しい内容は個別記事にて解説しますので、ここではざっくりと解説します。

ステップ① 知識やノウハウを身につける

まずは技術士試験合格のために必要な知識やノウハウなどの情報を知るところから始めます。
いわゆる情報のインプットですね。
必要な情報は以下のものが挙げられます。

・技術士とは何か?
・専門知識
・業務経歴書の書き方
・論文の書き方
・口頭試験の受け方
など

色々と必要な情報がありますが、現在は情報化社会ですからこれらは概ねネットや参考書で調べれば出てきます。
まずは情報を得るところから始めてみてください。

当サイトでも必要な情報をまとめていますので、興味があれば参考にしてください。
【独学者必見】技術士二次試験に合格するための記事まとめ

ステップ② 身に付けた知識を活用する実力を付ける

必要な情報があらかた揃ったら、次は実践です。アウトプットですね。
日本技術士会のホームページに過去問が公開されていますので、そちらの過去問をとりあえずやってみるのです。ちなみに、この時に本番を想定して時間制限を設けるのもオススメです。
そして、完成した回答論文を翌日くらいに見直してみてください。
おそらく全然良い論文が書けなくて愕然とすると思います。

このように、知識やノウハウを知っていたとしてもと実際に使えるかは別問題です。
合格するためには知識やノウハウを身につけるだけでなく、その知識やノウハウを活用できるようにトレーニングする必要があるのです。
このあたりの実力は筋トレするかのように繰り返し繰り返し回答論文を書くことで徐々についてきます。

注意ポイント!

知識やノウハウを実際に使えるようにするためには繰り返し回答論文を作成する必要がありますが、この時きちんと回答論文を見直して振り返ることが重要です。
いわゆるPDCAですね。

しかし、自分で論文を見直すだけでは限界があります。
適切にPDCAを回すためには第3者の目で論文を見てもらう必要があります。
自分の回りに協力してくれる技術士がいればその方に見てもらい、いなければtwitter等で技術士を探してみるのも手です。ただいきなり「添削してください」と言ったらなかなかな怪しい人になってしまうので、ある程度人間関係を温める必要があるとは思いますが…。

そういったことが面倒な場合は、講座の添削サービスを活用するのが効率的です。
ちなみに講座の中には添削サービスがないものなんかもありますので、講座を選ぶ際には注意してくださいね。
こちらの記事で紹介している講座は全て添削サービスがある講座を紹介していますので、こちらから選べば間違いないですよ。
技術士試験対策講座おすすめランキングTOP6【徹底比較】

まとめ

技術士の難易度の高さをイメージする評判や数値データについてまとめました。
評判からみても、数値からみてもなかなか難易度が高いことがわかる内容になったかなと思います。
ただ、弁護士や税理士などのいわゆる最難関資格よりは難易度が低いので、勉強方法次第で充分に狙える資格だと思いますよ。

技術士試験は難易度の高い難関資格ですが、取得できればメリットも大きいですので受験する人は頑張ってくださいね!
技術士の資格を取得するメリットについてはこちらの記事でまとめています。
技術士を取得するメリットとデメリット【体験談あり】

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