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技術士におすすめの転職方法【良い求人を見つけて年収UPを目指そう!】

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  • せっかく技術士を取ったのに、給料が上がらない
  • 技術士を取ったのでより良い条件の企業に転職したい
  • 技術士が転職する場合のおすすめ転職方法は?

科学技術系で最難関の国家資格である「技術士」。
せっかく大変な苦労をして技術士を取得したなら年収が上がってほしいですよね。

しかし、技術士がしっかり活用されている建設部門はともかく、建設部門以外ではまだまだ資格手当がない企業もあるでしょう。技術士を取っても年収が上がらなかったというケースはあり得ることです。
また、技術士を活かして独立したり副業したりすることでも年収アップは可能ですが、それはハードルが高いという方も多いと思います。

そんな時には、より良い条件の企業に転職するのがおすすめです。
技術士を取得したなら今より良い条件で転職することも可能です。

しかし、転職活動にはさまざまな方法がありどれを選んだら良いかよくわからないことも多いでしょう。

そこで、本記事では技術士ならではの転職活動の方法を解説します。

結論から言えば、転職サイトや転職エージェントを有効に活用しようというお話をします。
転職活動の方法は複数ありますが、自分の状況に合わせた転職活動をすることで転職の成功率を上げられます。

A太郎
A太郎

転職は人生において大きなターニングポイントになるイベントです。
やみくもに転職活動してもうまくいきませんから、ぜひ本記事で解説する内容を参考にしてみてください。

本記事の対象者
  • 20代~40代で転職を考えている技術士、もしくは技術者
  • エンジニアとして転職したい方

「営業職として働きたい」という方や「60歳以上のような定年後の再就職」は対象外となります。
なお、60歳以上のような定年後の再就職を考えている方は次の記事がおすすめです。
⇒【私が出会った】定年後の技術士の働き方を紹介します

執筆者
A太郎

・「技術士の道しるべ」運営者
・技術士一次試験、二次試験ともに一発合格(令和元年度)
・技術士試験に挑戦する人を応援するために情報発信しています。
 
詳しい経歴や実績については運営者情報をご参照ください。
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技術士として転職するなら転職サイトや転職エージェントを使おう

転職活動をするなら転職サイトや転職エージェントを活用しましょう。

大手企業が高い費用を投資して運営するサービスなだけあって、やはり転職活動の方法として大変優秀です。

ちなみに転職サイトと転職エージェントの違いは以下の通りです。

転職エージェント転職サイト
求人数転職サイトと比較して
少ない
転職エージェントと比較して
多い
非公開求人ありなし
求人の探し方担当エージェントが探してくれる自力で探す
選考のサポート職務経歴書の書き方や面接対策の
アドバイスがある
なし
年収交渉のサポート代行サポートありなし
退職サポート代行サポートあり
※サービスによる
なし

転職サイトと転職エージェントはそれぞれこのような特徴があります。

ただ、社会人の転職市場においてはこのふたつの機能は入り混じっていることも多いです。
転職サイトでも企業からオファーがあったり、転職エージェントでも求人が見れたり、明確に切り分けられているわけでもありません。

DOMOみたいな学生アルバイト向けの求人サイトとかだと担当者がつくことはないけど、
社会人向けの転職サイトは担当者がつくことも結構あるね

ということで、本記事では転職サイトと転職エージェントを切り分けず、ひとつのジャンルとしてまとめて紹介していきます。

技術士におすすめの転職サイト・転職エージェント

技術士におすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介します。

後述しますが、転職サイト・転職エージェントは複数社に登録しておくのが主流です。

複数の転職サイト・転職エージェントに登録する理由
  • 幅広く求人情報を集めることが出来るから
  • 担当者との相性が悪いというリスクを減らすため
  • 複数サイトを使いこなすことによって転職活動における時間効率を上げることが出来る

ただし、あまり多くのサイトに登録しすぎると管理が大変になってしまうので注意しましょう。
おすすめは以下の3種類の組み合わせです。

  • 技術系に強い大手転職エージェント
  • 総合的に強い大手転職エージェント
  • 技術系に強い中堅転職エージェント
A太郎
A太郎

それぞれおすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介します

マイナビメーカー AGENT

名前が示す通り、技術系に強い大手転職エージェントです。
大手であるマイナビが出しているサービスで、メーカー・ものづくり業界に強いという特徴があります。

社名株式会社マイナビ
サービス名マイナビメーカー AGENT
取扱職種・機械系エンジニア
・電気系エンジニア
・光学系エンジニア
・化学系エンジニア
・組込・制御系エンジニア
・生産技術
・生産管理
・品質管理・品質保証
・技術営業・セールスエンジニア
・メンテナンス・設備保守
・工場長・施設運営・管理職
・プロダクトデザイナー
・その他(機械/電気・電子/素材等)
得意な業界・半導体
・電子部品・電子機器
・鉄鋼・金属
・自動車
・化学
・メーカー
・ものづくり
求人エリア関東圏、関西圏
おすすめできる人20代~30代の技術者
転職サポートあり
応募書類の準備から面接対策までサポートしてくれる

doda

広告を多く打ち出しているので見たことがあるかもしれません。
総合的に強い大手転職エージェントです。

技術系に特化しているわけではありませんが、とにかく幅広く求人情報が掲載されています。
実際、「技術士」で検索してみると多くの技術士向け求人情報がヒットします。

エージェントサービスもあり、総合的に強いサービスです。

社名パーソルキャリア株式会社
サービス名doda
サービス内容・求人情報サービス
・エージェントサービス
エージェントサービスの内容1)応募書類のアドバイス
人事担当者をひきつける履歴書、職務経歴書を書くための秘訣を
アドバイスしてもらえる

2)応募書類だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押し
履歴書、職務経歴書だけでは伝わらない、人柄や志向、考え方など、
転職希望者の優れた特性を推薦状や推薦時のメールにまとめ、
履歴書、職務経歴書に添えて企業に応募してくれる

3)面接前後のきめ細かいフォロー
面接で本来の自分を最大限にアピールするためのノウハウを
専門スタッフが直接アドバイスしてくれる
転職サポートあり
応募書類の準備から面接対策までサポートしてくれる

メイテックネクスト

技術系求人に特化した、技術系に強い中堅転職エージェントです。

メーカーの技術系分野出身の転職エージェントが担当してくれるので、技術者ならではの悩みやニーズを熟知しています。

こういった特化した転職サイト・転職エージェントもひとつ登録しておくと、普通では得られない掘り出し情報が得られます。

社名株式会社メイテックネクスト
サービス名メイテックネクスト
サービスの特徴・サービスはすべて無料
・エンジニア求人案件が国内最大級(毎月300件の新着求人)
・職務経歴書の書き方から面接対策までしっかりサポート
・技術知識・業界動向に精通したコンサルタントが転職をサポート
求人エリア関東、中部、関西
おススメできる人20代~30代の技術者
転職サポートあり
応募書類の準備から面接対策までサポートしてくれる

ファーストコンテック

ファーストコンテックは建設業界に特化した人材派遣会社です。

技術・⼈間性を⾒抜き、技術者が不安・不満やストレスなく働きキャリアアップできる環境づくりを⽬指しています。

建設部門や上下水道部門などの建設業界に関わる部門に限定されますが、こちらも選択肢となるでしょう。

株式会社ファーストコンテック|建設業界に特化した人材派遣

jobuddy+(ジョバディ)

jobuddy+(ジョバディ)は株式会社コンシェルテック(キャムコムグループ)が運営する掲載料不要の入社成功報酬型求人サイトです。

選考プロセスの自動化と人によるサポートによって低価格を実現しており、求職者の転職活動をラクにする機能も充実の「転職にいいこと、まるごと。」なサービスです。

ジョバディは、求職者の使いやすさにこだわり抜いた5つの機能を持っています。 

▼求職者をサポートするjobuddy+(ジョバディ)5つのポイント 
  1. 自動レコメンド機能
    8つの質問に答えることで、求職者にご希望の仕事をレコメンドします。
  2. 自動選考管理
    応募~入社までリアルタイムで選考状況を確認することができ、選考におけるタスクも全て自動管理されます。  
  3. 履歴書自動作成
    質問に答えるだけで面倒な履歴書作成も自動作成します。  
  4. お気に入り登録
    自分でお気に入り登録することも可能ですがプロのキャリアアドバイザーにおすすめ求人をレコメンドしてもらうことも可能です。
  5. 求人検索
    画面のUI/UXは求職者の使い勝手に徹底的にこだわったデザインです。 

転職エージェントを使うときの注意点

複数の転職エージェントに登録しよう

転職エージェントを活用する際は複数の転職エージェントに登録するようにしましょう。
なぜなら、転職エージェントによって掲載している求人が異なることが多いからです。

企業が求人を出す場合、企業は転職サイト・エージェントにお金を払って自社の求人を掲載してもらいます。

転職サイト・エージェントに求人掲載する際の費用
  • サイトに求人を掲載する時に費用が発生する
  • 長い期間求人を掲載すると費用が発生する
  • PR求人として目立たせるオプションを付けると費用が発生する
    など

色々なサイトに求人を掲載するほど、更には長い期間求人を掲載するほど費用はどんどん膨らんでいきます。
そのため、企業としては出来れば求人を掲載するサイトの数は絞りたいと考えます。
つまり、特定のサイトにのみ求人掲載を依頼することが多いです。

もしあなたがひとつの転職エージェントにしか登録していない場合、あなたに合った良い条件を出している求人があったとしても使っている転職エージェントが異なれば見逃してしまうことになります。

しかし、複数の転職エージェントに登録しておけば、幅広く求人を集めることができます。
つまり、あなたに合った良好な条件の求人を探し当てることができる確率が上がるわけです。

複数の転職エージェントを使いこなすことで転職活動を成功に繋げやすくなりますし、複数の転職エージェントに登録しても費用は掛からずリスクもありません。せいぜい求人の管理するのが面倒という程度です。
ということで、ひとつの転職エージェントに絞らずに、2~3社程度の転職エージェントに登録しておくようにしましょう。

おすすめは
「技術系に強い大手転職エージェント」
「大手総合転職エージェント」
技術系に強い中堅転職エージェント
の3社の構成です。

転職エージェントとのコミュニケーションは大事にしよう

転職活動で失敗しないためには、転職エージェントとのコミュニケーションが非常に大切です。

仕事でも同様ですが、コミュニケーションが取れていないとお互いの認識のズレが生じてしまいます。
この認識のズレは転職に失敗してしまう原因となりかねませんので、認識のズレが生じないように注意しましょう。

担当エージェントとすり合わせておくべき項目
  • 自分が何を最重要視するか
  • 条件のうち妥協できる点はなにか
  • どれくらい転職したい気持ちがあるか
  • いつくらいに転職したいか

例えば、あなたが重視したい条件が「年収」なのか「休日」なのか「やりがい」なのかでも、マッチする求人は異なります。
あなたが重視したい条件が何なのか、転職エージェントとしっかりコミュニケーションをとって理解してもらう必要があります。
転職エージェントも人間ですから、良好なコミュニケーションをとる人ほど大事に対応してくれたりします。
しっかりコミュニケーションをとって協力プレイしていきましょう。

具体的には、本気で転職活動する際は直接会うか、電話できちんとコミュニケーションをとるようにしましょう。あなたも一度は経験があるかもしれませんが、メールや文章だけで済ませようとすると、伝えたいことが十分に伝わらない場合が多くあります。できるだけ転職エージェントと「会話」をしながら進めるようにしましょう。

なお、複数の転職エージェントを利用することはここにも効いてきます。

転職エージェントの質は様々ですから、運悪く相性が合わない人が担当になる可能性もあります。しかし、複数の転職エージェントを利用しておけば相性の良い担当者を見つけやすくなります。

国家公務員は転職時の規制に注意

国家公務員の場合、転職する際に規制があります。
国家公務員が守らなければならない規制として「あっせん規制」や「働きかけ規制」などがありますが、今回の場合は「求職活動規制」が大きなポイントですね。

求職活動規制(在職中の利害関係企業等への求職活動の規制)
本省課長補佐級以上に相当する現職の職員が、利害関係企業等 (職員の現在の職務に利害関係を有するものとして政令で定める 営利企業等)に対し、再就職することを目的として、①自己の情 報の提供、②再就職ポストに関する情報の提供依頼、③再就職す ることの要求・約束を、それぞれすることを禁止

引用:内閣人事局「国家公務員の退職管理・再就職等規制について」

要は「在職中に利害関係にあった営利企業に対する求職活動及び転職活動はNG」ということですね。
規制に引っ掛からないように注意しましょう。

詳細はこちらのサイトを参照してください。
⇒内閣人事局「国家公務員の退職管理・再就職等規制について」

他の転職方法はどうなの?

転職サイトや転職エージェントの活用をおすすめしましたが、他の転職方法はどうなのでしょうか。

解説していきます。

タイミングが合えばヘッドハンティングも良い

ちょうど転職したいタイミングでヘッドハンティングが来れば、ヘッドハンティングで転職するのも良いでしょう。

技術士の取得に限りませんが、以下のような実績がある人はヘッドハンターからお声が掛かりやすいです。

  • 特許を取得している
  • 学会などで発表した経験がある
  • 論文発表の経験がある

いずれもネットなどで名前が知られている場合にヘッドハンティングされやすいですね。

ただ、ヘッドハンティングはこちらからアクションするものではなく完全に受け身の転職活動になります。
転職したいタイミングで声を掛けてもらえるかは運次第ですね。

私もヘッドハンティングをされたことがあります。
その時の体験談はこちらの記事で詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
⇒ヘッドハンティングされた体験談。情報源がどこからかを予想しました。

ハローワークはおすすめしない

技術士の転職ではハローワークはおすすめしません。
なぜなら、ハローワークで掲載されている求人は基本的に採用に関してお金を掛けたくないという方針なので技術士資格のメリットを活かしにくいためです。

ハローワークは企業が求人を掲載しやすいようになっています。

ハローワークが求人を掲載しやすい理由
  • 無料で求人を掲載できる
  • 明確な違法案件でない限り、ハローワークは求人掲載を断れない
  • 掲載審査が緩い

このように、ハローワークでは「採用活動にあまりにお金を掛けたくない、掛けられない」という企業の求人情報が多く集まってきます。

採用にお金を掛けたくないという企業を相手にする場合は、例えこちらが技術士資格をもっていたとしても条件のすり合わせの際に有利に働きにくいです。

技術士を取得したあなたとしては年収アップを狙う転職が目的のはずですが、ハローワークで集まる求人では実現しにくいでしょう。

そのため、技術士の転職としてハローワークはおすすめしていません。

補足

個人的にはハローワークを全面的に否定しているわけではありません。
ハローワークの求人の中には良い条件を出している企業もあり、うまくその企業にかち合えば「企業はお金を掛けずに採用でき、求職者も職を得ることができる」というWIN-WINな関係になれます。

ただ、前述のように企業が求人情報を掲載しやすいという性質上、カラ求人※や掲載した求人情報と実際の条件が違うという悪質なことをする企業もいるので、おすすめはしにくいです。
※カラ求人:採用する気がないのに求人情報を出すこと

転職時に参考になるサイト

情報工学部門に合格した方ならこちらのサイトが参考になります。
wagtechblogではIT系エンジニアの転職に関する情報が豊富にまとめられています。

プログラミング学習やエンジニア転職に役立つ情報を解説 - CloudInt

まとめ

転職サイトや転職エージェントを活用すれば、あなたの転職活動が成功する確率が上がります。

転職サイトや転職エージェントをうまく使って、転職を成功させてより良い条件で転職しましょう!

おすすめ転職サイト・転職エージェント
  • 「技術系に強い大手転職エージェント」
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  • 技術系に強い中堅転職エージェント
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