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技術士一次試験と二次試験の対策ブログ

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技術士とは

技術士とは文部科学省が認定する国家資格であり、高度な専門知識と豊富な実務経験があることを国から認められた科学技術の専門家です。

技術士は以下のような仕事をしています。

技術士の仕事(例)
  • 道路やトンネルなどのインフラの維持、管理
  • スマホやパソコン部品、半導体などの製品開発
  • 発電所のシステムなどの設計
  • 衣類用の繊維の開発

この他にも、実に様々な分野で技術士は活躍しています。
生活する上で直接会うことはないかもしれませんが、技術士は縁の下の力持ちとして皆さんの生活を支えています。

技術士になるメリット

技術士の資格を取ることで「自分は高い能力を持った技術者です」と証明することができます。

技術士の資格を取得することで自分のスキルを客観的に証明することが出来るので、自分の信頼性を上げることができます。
また、企業によっては月2万円程度の資格手当や20万円~30万円といった報奨金が出るところもあります。

技術士になるメリット
  • 給料が上がる ※職場による
  • 昇格しやすくなる
  • 仕事で影響力が増す
  • 肩書パワーで信頼性が増す
  • 転職で有利になる
  • 公共事業の入札で有利になる(建設部門)

このように、技術士を取得することで大きなメリットを受けられます。
科学技術に携わる方なら技術士はぜひ取得しておきたい国家資格です。

技術士の年収

技術士の平均年収は約667万円です。(※2019年度実績)
日本人全体の平均年収が約436万円に対して高めの年収となっています。

また、技術士の平均年収は年々増加している傾向があります。

出典:技術士の平均年収「賃金構造基本統計調査(厚生労働省)
日本の給与所得者の平均年収「民間給与実態統計調査(国税庁)

また、以下の環境で働いている技術士は年収1000万円という高い収入を得ている人も出てきます。

年収1000万円を目指せる条件(例)
  • 大企業に勤めている
  • 建設業界に勤めている
  • 技術士として独立している

技術士試験の難易度

技術士試験は一次試験(技術士補)と二次試験(技術士)に分かれます。
それぞれの試験の難易度は以下の通りです。

技術士試験の難易度
  • 一次試験(技術士補):普通レベル(偏差値60)
  • 二次試験(技術士) :難関レベル(偏差値70)

併せて、国家資格の偏差値ランキングを紹介します。

資格名 偏差値
司法試験(弁護士など) 77
公認会計士 77
税理士 75
弁理士 75
医師 74
技術士 70
中小企業診断士 67
一級建築士 66
気象予報士 64
歯科医師 63
行政書士 62
薬剤師 62
技術士補 60
ファイナンシャルプランナー1級 58
日商簿記検定2級 58
TOEIC700点 57
出典:資格の取り方よりデータを引用して表を作成

司法試験や医師試験のような日本で最難関の資格とまでは言いませんが、それでもTOEICで700点を取ることや簿記検定よりも難しい試験です。

また、合格率で見ても一次試験は30~60%、二次試験に至っては10%程度と合格率が低く、簡単には合格できない難関試験であると言えます。

技術士試験の概要

技術士試験は以下の内容で構成されています。

技術士試験の内容

一次試験:筆記試験(5肢択一式のマークシート)
二次試験:筆記試験(論文試験)
     口頭試験(対面式による口頭試験=いわゆる面接)

それぞれの試験の概要を解説します。

技術士一次試験の概要

一次試験は技術士になるための第一歩です。

合格率50%程度と難易度はそこまで高くありません。
かといって、決して楽な試験でもありません。

しっかりと対策して臨みましょう。

出願時期 出願書類配布:6月中旬
出願書類受付:6月中旬~6月末
試験時期 11月末
合格発表 翌年2月下旬
受験資格 特になし
受験料 11,000円(非課税)
試験会場 北海道、宮城、東京、神奈川、 新潟、石川、愛知、大阪、 広島、香川、福岡、沖縄
試験内容 すべて5肢択一式(マークシート方式)
試験科目:基礎科目、適性科目、専門科目
免除条件 JABEE認定教育課程を修了している
技術士一次試験の概要一覧

技術士二次試験(筆記試験)の概要

一次試験に合格し、必要な実務経験を満たしたら次は二次筆記試験です。

二次筆記試験は合格率10%程度と非常に難しい試験であり、技術士試験における最大の関門です。

技術士になるためにはこの二次筆記試験に合格する必要があります。

出願時期 出願書類配布:4月上旬
出願書類受付:4月上旬~4月中旬
試験時期 7月中旬
合格発表 11月上旬
受験資格 ①②を両方とも満たしていること
①技術士一次試験に合格している(もしくはJABEE認定教育課程を修了している)
②規定年数(4年超~7年超)の実務経験がある
受験料 14,000-(非課税)
試験会場 北海道、宮城、東京、神奈川、 新潟、石川、愛知、大阪、 広島、香川、福岡、沖縄
試験内容 すべて論文方式
・必須科目 問題1
・選択科目 問題2
・選択科目 問題3
技術士二次試験 筆記試験の概要一覧

技術士二次試験(口頭試験)の概要

二次筆記試験に合格したら、最後に二次口頭試験です。

合格率は80~90%と高いですが、油断せず確実に合格できるようにしましょう。

なお、二次試験は筆記試験と口頭試験合わせてひとつの試験となっています。
そのため、口頭試験で不合格だった場合は筆記試験からやり直しになります。
口頭試験で不合格になると精神的にかなりのダメージが来ますので、油断せずに準備するようにしてください。

二次口頭試験に合格出来れば、晴れて技術士となる資格が得られます。

出願時期 なし(二次筆記試験と兼ねる)
試験時期 12月上旬~翌年1月中旬
合格発表 翌年3月中旬
受験料 なし(二次筆記試験と兼ねる)
試験会場 東京
試験内容 面接方式
技術士二次試験 口頭試験の概要一覧

技術士試験に効率よく合格する方法

技術士一次試験は参考書を使おう

技術士一次試験に効率よく合格する方法は参考書を使うことです。

近年の参考書は優れており、参考書1冊を繰り返し解けば大体合格できるというレベルにまで実力が引き上げられます。

またコスパもよく、うまく参考書を選べば「基礎科目と適性科目で1冊、専門科目で1冊」と合計2冊、全部で大体5~6千円くらいで購入することが出来ます。
下手に講座を受講したり、不合格になって何回も受験料を無駄にするよりもよっぽど高いコストパフォーマンスを持っています。

さすがに参考書を買うだけで満足していては合格できませんが、ちゃんと参考書を使って勉強すれば一発合格することも難しいことではありません。
そこまで高い金額というわけでもありませんので、一次試験用に参考書を買うのは非常におすすめです。

技術士二次試験は添削講座を受講しよう

技術士二次試験は参考書を購入するだけでは合格することは困難です。
二次試験合格のためにはどうしても論文添削が必要になります。

論文添削を請け負ってくれる先輩技術士が身近にいるならそれで構いません。
しかし、会社に技術士会があるような大企業に勤めているならともかく、身近に技術士がいないという方も多いでしょう。

そんな場合には論文添削講座を活用しましょう。
少し前までは数十万円という高額な講座ばかりでしたが、最近では数万円で添削講座を受講できるような講座も出てきています。

独学で二次試験に合格するのは非常に困難です。
講座費用は未来への投資と考え、大人しく添削講座を受講することをおすすめします。

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