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【部門解説】技術士の建設部門とは?勉強方法は?

view of high rise buildings during day time
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  • 技術士試験を受けたいけど、どの部門で受ければいいか分からない
  • 建設部門の試験内容が知りたい
  • 建設部門を受けるならどうやって勉強すれば良い?

技術士は多くの部門がありますので、このような疑問を思ってしまいますよね。

そこで、本記事では建設部門の技術士・技術士試験について解説します。

A太郎
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部門選びや、試験を受ける場合の勉強方針決定の参考にしてください

執筆者
A太郎

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技術士建設部門の概要

概要

建設部門は、建物やインフラ設備(道路、トンネル)などの建設に携わる部門です。

建物はもちろん、道路やトンネルなどのインフラ設備は生活に欠かせないライフラインです。
技術士が関わるものを挙げると都市、鉄道、ダム、堤防、橋、空港、道路など色々と挙げられます。
これらを聞いただけで、皆さんの生活に直結している感じが分かるのではないでしょうか。

他の部門も同じですが、建設部門は皆さんの生活を支えている部門です。

仕事内容

建設部門の技術士の仕事内容の例を紹介します。

  • 建設業を営む会社で、設計や施工計画に携わる
  • 建設コンサルタントとして建設業のコンサルタントに携わる
  • 官公庁で道路などのインフラの維持管理に携わる

メリット

建設部門の技術士を取得することで、「上司や同僚、取引先からの信頼が得られる」「収入アップに繋がる」「実力が向上する」などのメリットが得られます。

また、建設部門の技術士には実質的な独占業務があります。
例えば、建設業を営む場合には各営業所に『専任技術者』という人がいなければならないのですが、技術士ならこの専任技術者になれます。この他、公共事業の入札の際には技術士がいると加点対象になります。

このように、建設部門は他の部門に比べて多くのメリットが得られます。

技術士を取得するメリット
  1. 信頼と評価が得られる
  2. 収入が増える可能性がある
  3. 人脈が広がる
  4. 他の国家資格を取得する際に有利になる
  5. 試験を通じて実力が高まる
  6. 建設部門では建設コンサルタントや地質調査業者に登録できる(実質的な独占業務)

技術士を取得することのメリットはこちらの記事で詳しく解説しています。
技術士を取得するメリットとデメリット【体験談あり】

課題

建設部門は他部門と比較してメリットが大きく、業界内では知名度も高いです。

しかし、それでもなお一般的な知名度でいえばほぼゼロですし、独占業務もありません。
非常に高い難易度の資格であるにも関わらず、十分なメリットが受けられていないという声がちらほら見えます。

建設部門においても他部門と同じように、知名度向上と独占業務などのメリットを作り出すというのが課題であると言えます。

このあたりは日本技術士会でも議論されていますので、今後の動きに注視したいところです。

技術士建設部門の試験

選択科目の内容

建設部門は以下の11つの選択科目に分類されます。

やはり建設部門は他部門と比較して科目が多いですね。

選択科目選択科目の内容(一部抜粋)
土質及び基礎土質調査並びに地盤、土構造、基礎及び山留めの計画、設計、施工及び維持管理に関する事項
鋼構造及びコンクリート鋼構造、コンクリート構造及び複合構造の計画、設計、施工及び維持管理並びに鋼、コンクリートその他の建設材料に関する事項
都市及び地方計画国土計画、都市計画(土地利用、都市交通施設、公園緑地及び市街地整備を含む。)、地域計画その他の都市及び地方計画に関する事項
河川、砂防及び海岸・海洋治水・利水計画、治水・利水施設及び河川構造物の調査、設計、施工及び維持管理、河川情報、砂防その他の河川に関する事項
地すべり防止に関する事項
海岸保全計画、海岸施設・海岸及び海洋構造物の調査、設計、施工及び維持管理その他の海岸・海洋に関する事項
総合的な土砂管理に関する事項
港湾及び空港港湾計画、港湾施設・港湾構造物の調査、設計、施工及び維持管理その他の港湾に関する事項
空港計画、空港施設・空港構造物の調査、設計、施工及び維持管理その他の空港に関する事項
電力土木電源開発計画、電源開発施設、取放水及び水路構造物その他の電力土木に関する事項
道路道路計画、道路施設・道路構造物の調査、設計、施工及び維持管理・更新、道路情報その他の道路に関する事項
鉄道新幹線鉄道、普通鉄道、特殊鉄道等における計画、施設、構造物その他の鉄道に関する事項
トンネルトンネル、トンネル施設及び地中構造物の計画、調査、設計、施工及び維持管理・更新、トンネル工法その他のトンネルに関する事項
施工計画、施工設備及び積算施工計画、施工管理、維持管理・更新、施工設備・機械・建設ICTその他の施工に関する事項
積算及び建設マネジメントに関する事項
建設環境建設事業における自然環境及び生活環境の保全及び創出並びに環境影響評価に関する事項
出展:日本技術士会 選択科目一覧

難易度(合格率)

建設部門の合格率は以下の通りです。

直近の令和3年度で二次試験の合格率を比較すると、
部門全体の合格率が11.6%に対して
建設部門の合格率は10.4%です。
建設部門は他の部門と比較してやや難易度の高い試験であるといえるでしょう。

技術士二次試験口頭試験の合格率の推移-建設部門

技術士建設部門の勉強方法

過去問

建設部門の過去問は日本技術士会のホームページで公開されています。

一次試験の過去問はこちら

二次試験の過去問はこちら

おすすめの参考書

建設部門でおすすめの参考書はこちらの3冊です。

こちらの参考書は一次試験用のものになります。
一次試験過去問の解答と解説が記載されており、さらには予想問題まで記載されています。

著者は技術士講座を扱っているガチンコ技術士学園の浜口智洋氏です。
実際に建設部門の技術士試験に合格している方なので、内容の信頼性も高いです。

安心感のある一冊です。

こちらの参考書は二次試験用の参考書です。

著者は技術士の福田氏と羽原氏です。
特に羽原氏は実際に建設部門の技術士試験に合格していますので、内容の信頼性は高いです。
また、出版社は理系の人間には馴染みがあると思われる「日刊工業新聞社」です。
技術系のセミナーも多く扱っていて、信頼性の高い会社です。

この手の参考書は選択科目によって内容の充実具合にバラつきが生じることが多いのですが、
こちらの参考書ではどの選択科目の方にとっても充実した内容となるように配慮されて執筆されています。

自分がどの選択科目でも参考に出来るような構成になっていますので、選択科目の種類が多い建設部門にとっては特に有効な参考書です。

こちらも安心感のある一冊です。

こちらの参考書も二次試験用の参考書です。

こちらの参考書は2019年度の試験改正に伴い、2021年に改訂されています。
最新情報が記載されていますので、論文の書き方などを学びたいという方にはおすすめです。

なお、一次試験の基礎科目や適性科目のおすすめ参考書についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

おすすめの講座 

参考書で専門知識を勉強したうえで必要なのが、二次 筆記試験の対策です。

二次 筆記試験は論文形式の試験ですので「これが正解!」というものがありません。
そのため、試行錯誤しながら自分の論文作成技術を高めていく必要があります。

ただ、その試行錯誤のためには第三者に自分の書いた論文を添削してもらう必要があります。
自分で添削をしようと思ってもなかなか難しく、何回も受験を繰り返して試行錯誤するような形になってしまうでしょう。

何回も受験して貴重な時間を何年も費やしてしまうよりも、講座の論文添削サービスを活用するのがおすすめです。

昔は何十万円もするような講座ばかりでしたが、最近はコスパの良い講座も出てきています。
コスパの良い講座を選べば6万円くらいで十分な回数の添削を受けることが出来ます。

こちらの記事でおすすめ講座を紹介していますので、講座選びに迷ったら参考にしてみてください。
技術士二次試験対策講座おすすめランキングTOP6

A太郎
A太郎

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サイト

キーワード対策をする場合にはこちらのサイトもおすすめです。

建設部門の技術士であるPEten氏が運営するブログで、建設部門に関わるキーワードの解説がまとめられています。
⇒ペテンコンサルのページ キーワード対策一覧

まとめ

技術士の建設部門について解説しました。

本記事のまとめは以下のとおりです。

記事のまとめ
  • 建設部門は建物やインフラの建設に携わる部門である
  • 官公庁や建設業を営む会社、建設コンサルタントなどが代表的な勤め先
  • 建設部門に合格するなら講座の活用がおすすめ

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