技術士一次試験の合格率を一覧にまとめました
技術士試験を受験しようとする方なら、試験の合格率は気になるところですよね?
合格率については日本技術士会のホームページに統計情報として公開されています。
しかし、数字だけのデータが年度ごとに別ファイルで公開されている形なので、各部門の合格率の推移を見ようというと若干不便なんですよね。
ということで、このページでは日本技術士会が公開しているデータをまとめなおして、各部門の合格率の推移が見やすいようにしました。このページでは比較的受験人数の多い部門である「建設部門」「機械部門」「情報部門」「電気電子部門」などの10部門について、一次試験の合格率の推移をまとめました。
全部門に対応しました!(2023/7/3追記)
なお、ここで記載する合格率は受験者数に対する合格率です。申込者に対する合格率とは異なりますので、ご注意ください。
技術士一次試験の合格率推移
それでは、一次試験の合格率の推移をまとめていきます。
いずれも日本技術士会 試験・登録情報 統計情報のデータを引用してグラフを作成しています。
過去9年の合格率推移をグラフにまとめていますが、2013年に試験が改正されていますのでそちらも併せて記載しました。
多くの部門で試験改正のタイミングで合格率が変化しているため、見ていて面白いグラフになっていると思います。
それでは順番に見ていきましょう
全部門合計
機械部門
船舶・海洋部門
航空・宇宙部門
電気電子部門
化学部門
繊維部門
金属部門
資源工学部門
建設部門
上下水道部門
衛生工学部門
農業部門
森林部門
水産部門
経営工学部門
情報工学部門
応用理学部門
生物工学部門
環境部門
原子力・放射線部門
まとめ
一次試験の合格率の推移をまとめました。
一次試験は全体的に40%~50%程度の合格率となっています。
また、最近は合格率が低くなっている傾向があるようで、試験自体が難化している様子が見えますね。
特に今年度(令和3年度)は全部門軒並み大きく合格率が下がっています。
過去問に軽く目を通しましたが、単なる暗記だけでなく思考力も求められてきているような気がしましたね。
しかし、きっちりと勉強しておけば十分合格を狙える範囲という印象です。
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