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技術士一次試験対策 適性科目の勉強方法について解説します!

一次試験

このページでは技術士一次試験の適性科目について、出題傾向と対策を記載していきます。

適性科目は結構甘く見られがちです。
ネットで情報を集めてみると。「適性科目は常識感覚で解ける!勉強の必要なし!」という意見もあるようです。
実際のところはどうなのでしょうか?
私なりの見解を解説していきたいと思います。

それでは解説していきますね

<このページのポイント!>

・適性科目の出題傾向がわかる
・適性科目の対策がわかる
・適性科目の勉強をすべきかがわかる

適性科目の出題傾向

適性科目は「技術士としての適性」があるかどうかを見られる試験です。
技術士になるにあたり必要な倫理観、社会における立ち振る舞いが適切なものかを確認されます。

適性科目ではおおむね以下の内容について出題されます。

適性科目の出題範囲
  • 技術士法
  • 技術士倫理網領
  • 技術士の3義務2責務
  • 製造物責任法(PL法)
  • 知的財産権
  • セクシャルハラスメント、パワーハラスメント
  • SDGs(近年になってよく出題されるようになりました)

総じて、技術士として活動する上で係ることになる法律を基に出題されます。

具体的な出題内容については、技術士会のホームぺージで過去問題が公開されているのでそちらをご確認ください。

さて、これらの法律を基に出題がされるわけですが、試験対策としてこれらの法律をイチから勉強する必要があるのでしょうか?

法律の勉強とか大変すぎ!

適性科目を勉強する必要性

ネットなどで調べてみると、「適性科目は常識感覚で解ける。勉強する必要はない。」というような意見が一部で見られます。
実際、たしかに常識で解けそうだなという問題もありますので、そのような側面もあるかと思います。

しかし、近年では適性科目の難易度が高くなっていることもあり、初見では判断に迷うであろう問題も多くあります。
例えば、「技術士の3義務2責務」はほぼ確実に出題されるのですが、このような問題に初見で即答できる人は少ないのではないでしょうか?

<出題例>

「公益確保の○○(技術士法第 45 条の 2)」
○○に入るのは義務?それとも責務?
答え:責務

ということで全く対策せずに試験に挑むのはかなりリスキーですので、ある程度の対策はした方が良いと考えます。 

ただ、むらみやたらと100%全問解答できるほど勉強するというのもバランスがよくありません。
試験に合格できる程度の必要な分を抑えたら、基礎科目や専門科目の対策に時間を費やすべきです。

幸い、適性科目は効率的に勉強すればすぐに必要な分は抑えられる科目ですから、ササッと対策を終わらせて基礎科目や専門科目を勉強していきましょう。
あなたが目指すのは法律家ではなく技術士ですから、技術的知識の勉強に時間を多めにした方が良いと思いますよ。

効率よく勉強していきましょう

適性科目の対策方法

それでは、どうすれば効率よく必要な分を抑えることができるでしょうか?

適性科目の効率の良い対策方法、それは過去問を5~6年分解くことです。

適性科目に限らず基礎科目や専門科目でもそうなのですが、技術士一次試験では出題される問題のうち半分程度は過去問から出題されます。
合格基準は「50%以上の正答率であること」ですから、過去問さえ抑えておけば合格できる程度の実力はつくはずです。

なお、出題は過去問と全く同じ問題が出される場合もありますし、多少内容を変えて出題されるケースもあります。
過去問と全く同じ問題であればまるっと暗記することでOKなのですが、内容を変えた問題に対応するためにはもう少し内容を理解するということが必要となります。

いずれにせよ、過去問を解くことが効率的な適性科目の試験対策であると言えます。

なお、過去問を勉強する上でひとつ注意点があります。
出題の中にはキーワードや事例をいくつか挙げて「適切なもの(もしくは適切でないもの)の数はどれか。」という形の問題が多く出されます。
このような問題の場合、解答だけをみても「どれが適切でどれが適切でないのか」ということが分かりません。

例えば以下のような問題がそれに該当します。

令和元年度 技術士一次試験 適性試験 Ⅱ-3
製造物責任(PL)法の目的は、その第1条に記載されており、「製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に係る被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与する」とされている。次の(ア)~(ク)のうち、「PL法上の損害賠償責任」に該当しないものの数はどれか。

(ア)自動車輸入業者が輸入販売した高級スポーツカーにおいて、
   その製造工程で作りこまれたブレーキの欠陥により、運転者及び歩行者が怪我をした場合。
(イ)建設会社が造成した宅地において、
   その不適切な基礎工事により、建設された建物が損壊した場合。
(ウ)住宅メーカーが建築販売した住宅において、
   それに備え付けられていた電導シャッターの製造時の欠陥により、住民が怪我をした場合。
(エ)食品会社経営の大規模養鶏場から出荷された鶏卵において、
   それがサルモネラ菌におかされ、食中毒が発生した場合。
(オ)マンションの管理組合が発注したエレベータの保守点検において、
   その保守業者の作業ミスにより、住民が死亡した場合。
(カ)ロボット製造会社が製造販売した作業用ロボットにおいて、
   それに組み込まれたソフトウェアの欠陥により暴走し、工場作業者が怪我をした場合。
(キ)電力会社の電力系統において、
   その変動(周波数等)により、需要家である工場の設備が故障した場合。
(ク)大学ベンチャー企業が国内のある湾内で養殖し、出荷販売した鯛において、
   その養殖場で汚染した菌により食中毒が発生した場合。
正解:5個

上記のような形で技術士会のホームページに過去問とその解答が無料で公開されていますが、解説は一切ありません。
この問題について適切に勉強するためには公開情報だけでは不充分なのです。

たしかにどれが該当していないのかわからない

この類の問題は捨てるというのであればそれでも構わないのですが、出来れば参考書を一冊買って解説を読むのが望ましいです。
参考書の内容をがっつりと勉強する必要はありませんが、一回流し読みするだけでもかなり違います。

技術試験対策の講座などで掛かる費用と比較しても安価ですし、投資と考えて一冊購入すると時間効率も良く勉強できます。
技術士一次試験の対策本は多くの種類が出版されていますので、好きな物を一冊購入して活用するのが良いかと思います。

例えばこちらの参考書は適性科目だけでなく基礎科目もセットになっていますのでおすすめです。

また、技術士倫理網領や技術士の3義務2責務についても一通り確認しておくのも有効です。
こちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

まとめ

技術士一次試験 適性科目について解説してきました。
ポイントをまとめます。 

・適性科目は「技術士としての適性」を確認する問題が出される。

・適性科目はノー勉強でいくにはリスクがあるため、最低限の勉強は行うべき。

・具体的には、過去問を5~6年分解くこと!
 参考書を購入して一回流し読みすればなお良し!

適性科目は効率よく勉強すればすぐに必要な分は抑えられますので、

サクッと対策を済ませて他科目の対策を行いたいですね。

技術士一次試験に合格したら、次は二次試験です。
次のステップとしてこちらの記事をご覧ください。
技術士試験合格までのロードマップ【完全ガイド】

この記事を書いた人
A太郎

技術士(金属部門)
 
『技術士試験』に対して戦略的に対策を行い、一次試験・二次試験ともに一発合格
 
そのほか『ものづくり補助金』や『県の助成事業』などでも採択実績を持ち、用途に応じた論文作成を得意とする
 
共に切磋琢磨できる技術士仲間を増やすため自分の使った戦略を発信中
 
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