- 技術士二次試験講座の選び方を知りたい
- 合格者が多い講座を知りたい
- おすすめの講座はどれか知りたい
難関国家資格である技術士試験に効率よく合格できることで人気なのが技術士二次試験対策講座。
しかし、受験生にとっては講座の内容が複雑すぎて
「どの技術士二次試験対策講座を選べば良いか」を判断することは難しいです。
そこで本記事では、ネットで人気の技術士二次試験講座を徹底比較しおすすめ講座3選としてまとめました。
また、技術士二次試験講座の解説だけでなく
・二次試験合格者がどの講座を受講したかのアンケート結果
・失敗しない講座の選び方
・どのような人なら独学で合格できるのか?
についても解説しています。併せて参考にしてください。
おすすめ技術士二次試験講座比較表
私がおすすめする技術士二次試験の通信講座はこちらの3つです。
いずれもコストパフォーマンスに優れた良い講座です。
なお、技術士二次試験の合格者に対してどの講座を受講したかアンケートを取った結果がこちらです。
先程おすすめしたスタディングとアガルートアカデミーは多くの合格者が受講している人気のある講座です。
SATはややニッチな講座ですので受講している人数は少ないですが、その分手厚いサポートが受けられます。
各部門の技術士が講師として指導するので専門性が高いなど、独自の強みを持った良い講座です。
講座名 | ||||||||||
コース名 | 技術士二次試験合格コース (添削・質問カード付) | 第二次試験合格カリキュラム 20部門/フル | パーフェクト講座 (部門別) | トータルコース | パーフェクトフルコース (合格一直線コース) | 添削12回コース | Cコース (通常添削コース) | Aコース | – | Aコース |
受講料 | 69,300円 | 107,800円 | 141,680円 | 232,960円 | 188,000円 | 121,000円 | 138,000円 | 200,000円 | 非公開 | 148,500円 |
キャンペーン | 割引クーポン:10%OFF 割引キャンペーン:11,000円OFF 合格特典:お祝い金10,000- | 合格特典:全額返金+お祝い金30,000- | ー | \5,000-OFF | 2022年度の技術⼠第⼀次試験・ 第⼆次試験対策通信講座受講者は\5,000-OFF | 一次試験の合格証提示で\10,000-OFF | – | – | – | – |
添削回数 (内訳) | 合計10回 願書1回、筆記4回、口頭1回+追加4回 | 合計9回 願書3回、筆記5回、口頭1回 (口頭は模擬面接) | 合計15回 願書6回、筆記9回 | 無制限 | 10回 願書1回、筆記3回、+自由6回+筆記模擬試験1回 | 12回 ※追加購入可 | 8問題 ※各問題でA判定になるまで追加添削可 | 無制限 | 非公開 | 12問×2回 |
教材・ 付帯サービス | 論文添削 講義映像 WEBテキスト 質問カードによる質問制度 | 論文添削サービス 映像による講座 製本テキスト facebookによる質問制度 口頭試験の模擬試験 | 動画講義 テキスト 想定問答集 マンツーマン指導 メールによる質問 模擬口頭試験 | zoomによる講座10回 講義資料テキスト 個別面談サービス | 現地orオンライン講座4回 筆記試験直前模擬試験 講義動画2本 | 動画講義160時間 テキスト、PDF資料、キーワード集 チャットワークによる質問制度 zoomによるマンツーマン面談 | オンライン抗議8回 講義資料テキスト | 動画講義5時間 テキスト オンラインでのマンツーマン面談2回 | オンライン講義6回 他の詳細は非公開 | セミナー6回 個別指導あり |
※税込み価格を表示しています。
講座によっては複数のコースを扱っている場合がありますが、同程度のサービスかつ主力と思われるコースを選択して比較しました。
最新の情報は上記表から変更されている場合があります。必ず各講座のWEBサイトで最新版をご確認ください。
技術士二次試験講座おすすめランキングTOP3
それでは、技術士二次試験講座のおすすめランキングTOP3を紹介します。
ランキングは以下の項目を5点満点で評価し、各項目の平均値を総合評価としています。
講座選びの基準は人それぞれ異なりますが、基本的に「受講料」と「添削サービス」を見るのがおすすめです。
本記事では「受講料」と「添削サービス」以外にもさらに3つの項目を追加し、5つの視点から講座を評価しています。各項目を5点満点で評価し、その平均値を比較しておすすめ講座を選定しました。
スタディング|高コスパで万人におすすめ!
スタディングの特徴
「スタディング」はオンラインを活用した通信講座です。
論文添削の回数は10回と各社の技術士講座と比較しても多く、そのうち追加4回は論文、口頭から自由に選択できる柔軟性の高いサービスとなっています。
動画講義やテキストも充実しており、
①動画やテキストで論文の書き方を学び
②論文添削で実践する
というサイクルを繰り返して実力をつけていく内容です。
総じて、勉強方法がわかりやすく、かつ実践的な講座です。
そんな講座の受講料は6万円台と最安値クラスです。
技術士講座の受講料は10万円を超えるのが普通ですから、この価格でこの内容は非常にコスパが高いです。
スタディングはとても人気のある講座で、当サイトが行ったアンケートでも合格者の4人に1人が利用しているという結果でした。
スタディングは講座内容と受講料のバランスが良く、まず最初に利用を考えたい技術士講座です。
何度も添削をしてもらえるため、独学では難しい「論文の質を高める」のに役立ちます。
更に、期間限定ですが割引キャンペーン中は最安値になります。
おすすめポイント!
- 添削充実度が最高クラスなので、しっかり勉強すれば合格できる確実性が高い
- オンラインを活用して無駄を省いているから添削付き講座で最安値クラスを実現している
スタディングを選ぶと、余った予算を参考書やその他自分のことなどに回せる - マルチデバイスに対応しており、様々な環境で気軽に勉強できる
- 合格実績が多数あるので、講師を信じて迷いなく勉強できる
- コストパフォーマンスが最も高く、総合力でNo.1
講座選びに迷ったならスタディングを選んでおけば良い
注意点
- オンライン講座なのでスマホ、PC、ネットワーク環境が必要
ネットワーク通信料を節約している人はアプリや動画ダウンロードなどの工夫が必要 - 対面講座ではないので自分でモチベーションを管理して勉強する必要がある
ただ、自分のペースで勉強できるというメリットでもある
こんな人におすすめ!
- 受講料が安いのに高品質という高いコスパを重視する人
- オンラインであることにこだわりがない人
- 仕事や家庭も大事にしたい=まとまった時間がとれないので隙間時間を活用したい人
- 自分で勉強を進めていける人
- 講座の合格実績も重視したい人
- 迷っているのでとにかく間違いのない講座を選んでおきたい人
みんなの口コミ・評判
独学では気づけない留意点や対策などを丁寧に解説してもらい、理解を深めることができました。
技術士試験は明確な正答が存在しない分独学では難しいので、丁寧に学習方法をサポートいただける本講座はとても助かりました。
仕事柄、長期海外出張に出ているのですが、完全オンラインかつ双方向のやり取りができるスタディングは、私にとって強い味方となりました。
実際に使用した様子
動画での講座は意外と良い
これまでの有料講座というと教室の中で対面で授業するというものが多かったと思います。
「動画での講座なんてどうなのよ?」と思う方もいるかもしれません。
実際に体験してみた感想ですが、意外と動画での講座は良かったです。
ホワイトボードの文字もしっかり見えますし、講師も映っているので対面で授業を受けているのとほとんど変わりませんでした。
動画撮影の際には台本作成など結構準備しているでしょうし、失敗したら撮り直しもしていると思います。
なんだったら対面で授業を受けるより聞きやすかったと思います。
講師とのやり取りも質問カードがあるので問題ない
「対面授業じゃないと分からない点を質問できないじゃないか」と思われるかもしれませんが、そこも問題ありません。
スタディングでは「質問カード」サービスを用意していますので、分からない点があればオンライン上で質問できます。
対面授業の終わり際に口頭で質問する場合、
・うまく質問できなかったな
・イマイチ回答の意味がわからなかったな
・(しばらく経った後)あの時なんて言ってたっけ?
ということもあると思いますが、質問カードによる質問ならゆっくり考えてから質問出来るのでそのような心配もありません。
講師側としてもゆっくり考えて回答できるので、いきなり聞かれるよりもちゃんとした答えが返ってくると思いますよ。
ただし、質問可能な回数に制限がある点には注意が必要です。
ほとんどの人は十分事足りるかと思いますが、「たくさん質問したい!」という方は質問回数が多いSATや無制限に質問できるアガルートなどを選びましょう。
その他の取り扱いコース一覧
コース名 | 受講料 |
---|---|
技術士二次試験合格コース(講座・テキストのみ) | 29,700円 |
技術士二次試験合格コース(添削・質問カード付) | 69,300円 |
【更新版】技術士二次試験合格コース(添削・質問カード付) | 45,200円 |
【添削オプション】合格コース:追加添削 計3回 | 12,100円 |
技術士二次試験 総合技術監理部門コース(講座・テキストのみ) | 28,600円 |
技術士二次試験 総合技術監理部門コース(添削・質問カード付) | 59,400円 |
【更新版】技術士二次試験 総合技術監理部門コース(添削・質問カード付) | 39,600円 |
【添削オプション】総合技術監理部門コース:追加添削 計3回 | 12,100円 |
10万円を超える講座が多い中、この価格帯は最安値クラスです。
また、仮に不合格になってしまった場合でも、【更新版】を利用すれば安い受講料で再び受講することが出来ます。
講座内容一覧
運営会社 | KIYOラーニング株式会社 |
コース名 | 技術士二次試験合格コース (添削・質問カード付き) |
講座方式 | オンライン通信講座 |
受講料 | 69,300円 |
添削 | 願書 1回 筆記 4回 口頭 1回(模擬面接ではない) +任意選択 4回 |
教材 | 論文添削 講義映像 WEBテキスト 質問カードによる質問制度 |
信頼性 | 2017年に開講と比較的若い 但し合格実績は多数 東証マザーズ上場 |
キャンペーン | 割引クーポン:10%OFF 割引キャンペーン:11,000円OFF 合格特典:お祝い金10,000- |
最終更新:2024年4月時点
まとめ
技術士二次試験に合格するためには論文添削は欠かせません。
スタディングなら論文添削の回数が多く質の良い教材も豊富ですので、自信がないな~という方でも安心できる内容になっています。
また、5万円くらいで受講可能なので技術士になってから得られる副収入を考えたら簡単にペイできます。
例えば、技術士になると受験生から添削を依頼されるようになるのですが、ココナラなどを使って1件5000円くらいで添削すれば10件で元が取れます。
もちろん受講料が安いほどペイしやすくなるので、どうせ申し込みをするなら割引キャンペーンをしている今がおすすめですね。
公式サイト:https://studying.jp/engineer/
アガルートアカデミー|高い合格実績が魅力!
アガルートアカデミーの特徴
「アガルートアカデミー」はオンラインを活用した通信講座です。
アガルートアカデミーの技術士二次試験講座は2021年1月に開講したばかりの新しい講座です。
アガルートアカデミーは非常に勢いのある通信講座で、当サイトが行ったアンケートでは、技術士二次試験合格者の4人に1人が利用している結果となり、スタディングと同じく特に利用率が高いサービスでした。
他社よりも後発の技術士講座ということもあり、他社の講座をよく研究して講座設計がされています。
講座の質・受講料・添削サービス・マルチデバイスなど、各項目において他社よりも一歩上を狙った講座設計がされており極めて高いコストパフォーマンスを誇ります。
添削回数や教材内容はスタディングより若干少なめですが、その代わりに口頭試験の模擬面接が付いています。
合格実績も十分あり、令和4年度の技術士二次試験の合格率は77.78%と凄い数字になっています。
もちろん、よく見ると注意書きに「受講生アンケートの回答をベースに算出しています」と書かれており、若干合格率が高い方に偏っている気はします。
合格者なら合格特典をもらうために必ずアンケートに答えると思いますが、不合格者はアンケートに答える理由も特にないですからね。
実際にはもう少し合格率は低くなるのではないかと思います。
とはいえ、技術士二次試験は合格率10~15%程度の試験ですから、仮に合格率50%だったとしても十分に高い数値です。
一方、残念なことに受講料は以前よりも高くなってしまいました。
2023年度版 | 2024年度版 | |
---|---|---|
受講料 | 65,780円 | 107,800円 |
合格実績 | 公表なし ※2023年4月以前 | 合格率77.78% |
合格実績が十分積みあがったので値上げしたという判断でしょう。
コストパフォーマンスがやや下がってしまったのは残念ですが、その代わり非常に高い合格率があることが示されましたので、これは致し方ありません。
また、アガルートアカデミーの大きな特徴として合格特典が群を抜いて優れている点が挙げられます。
合格したらお金を払うどころかむしろプラス収支になります。
これまでに何回か受験していて、そろそろ合格できそうだなという手ごたえを感じている方におすすめです。
合格率が高いことは何よりの魅力です。
講座を受講する目的は技術士試験に合格することですから、合格率は重要な指標になります。
おすすめポイント!
- 添削充実度が最高クラスなので、自分の解答論文が合格点に到達する確実性が高い
- 合格率77.78%と非常に高い合格率を誇る(令和4年度実績値)
- マルチデバイス・マルチプレイスに対応しており、様々な環境で気軽に勉強できる
- facebookによる質問制度など、ユニークなサポート体制も充実している
- 合格したら全額返金+お祝い金3万円と受講すると逆にプラス収支になる驚異的な特典
注意点
- オンライン講座なのでスマホ、PC、ネットワーク環境が必要
ネットワーク通信料を節約している人はアプリや動画ダウンロードなどの工夫が必要 - 対面講座ではないので自分でモチベーションを管理して勉強する必要がある
ただ、自分のペースで勉強できるというメリットでもある - 教材のボリュームの割にはやや値段が高い、添削重視の価格設定か
こんな人におすすめ!
- 受講料が安いのに高品質という高いコスパを重視する人
- 合格率の高い講座を受講したい人
- 模擬口頭試験を受けたい人(特に機械部門を受験する方におすすめ)
- オンラインであることにこだわりがない人
- 自分で勉強を進めていける人
- もう少しで合格出来そうだという手ごたえが既にある人
みんなの口コミ・評判
添削が返ってくるのが非常に早く助かった。
指摘も的確で、実際に指摘通りに修正していくことで合格論文を書けるようになった。
私には幼い息子がおり、子育てと両立するには頻繁に講習会場に伺うことが難しかったです。全て在宅受講できることは大変魅力的でした。
動画配信であり空き時間に見ることができたのは良かったです。
昼休みに見たこともありました。
実際に使用した様子
動画での講座は意外と良い
これまでの有料講座というと教室の中で対面で授業するというものが多かったと思います。
「動画での講座なんてどうなのよ?」と思う方もいるかもしれません。
実際に体験してみた感想ですが、意外と動画での講座は良かったです。
ホワイトボードの文字もしっかり見えますし、講師も映っているので対面で授業を受けているのとほとんど変わりませんでした。
動画撮影の際には台本作成など結構準備しているでしょうし、失敗したら撮り直しもしていると思います。授業でありがちな「先生の声が小さくて聞き取れない」ということもなく、なんなんだったら対面で授業を受けるより聞きやすかったと思います。
取り扱いコース一覧
コース名 | 受講料 |
---|---|
第二次試験合格カリキュラム(20部門)講義・テキストのみ | 32,780円 |
第二次試験合格カリキュラム(20部門)添削・口頭模試付き | 65,780円 |
追加添削(5回分) | 27,500円 |
第二次試験合格カリキュラム(総合技術監理部門)講義・テキストのみ | 38,280円 |
第二次試験合格カリキュラム(総合技術監理部門)添削・口頭模試付き | 82,280円 |
追加添削(5回分) | 27,500円 |
講座内容一覧
運営会社 | 株式会社アガルート |
コース名 | 第二次試験合格カリキュラム 20部門/フル |
講座方式 | オンライン通信講座 |
受講料 | 107,800円 |
添削 | 願書3回 筆記5回 口頭1回(模擬面接) |
教材 | 論文添削 講義映像 製本テキスト facebookによる質問制度 口頭試験の模擬試験 |
信頼性 | 2021年に開講したばかりだが、他資格で実績多数 令和4年度技術士二次試験は合格率77.78%! |
キャンペーン | 合格特典:全額返金+お祝い金30,000- ※合格特典を受けるためにはアンケートに答える必要あり |
最終更新:2024年4月時点
まとめ
アガルートアカデミーはスタディングと比較して受講料がやや高めですが、その分を補って余りあるほどの驚異的な合格率と合格特典が魅力です。
また、講座内容に模擬面接が含まれているので口頭試験対策もしやすい点も魅力です。
講座内容のフルパッケージっぷりがすごいので、この講座ひとつで済ませたいという方におすすめです。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/gijyutsu/
SAT|手厚いサポートが魅力!
SATの特徴
「SAT」もオンラインを活用した通信講座です。
SATは各部門の技術士が講師を担当しており、自分の受験部門の技術士による指導を受けられることが特徴です。
また、スタディングやアガルートアカデミーの添削回数が10回程度なのに対してSATの添削回数は15回と最多クラスです。
更に、20~30回分の質問カードやマンツーマン指導なども用意されておりサポート体制は明確に優れています。
但し、その分受講料はやや高めとなっています。
多少お金を掛けても良いから手厚いサポートが欲しいという方におすすめの講座です。
SATならではのおすすめポイントを以下に挙げます。
ここに魅力を感じるかどうかでSATを選ぶかどうかを決めるのが良いかと思います。
SATはスタディングやアガルートアカデミーと同じく、「対面式講座ではなくオンライン講座+添削サービスを主としている」「技術士だけでなく様々な資格を取り扱っている」という特徴の通信講座です。
また、SAT株式会社の会社設立は2013年と比較的新しく、そういう意味でもスタディングと似ていますね。
SATならでは特徴は工業系や技術系の資格に絞っていることです。
技術士以外に取り扱っている資格として代表的なものは以下の通りです。
- 建築士
- 危険物取扱者
- 電気主任技術者
スタディングは司法試験や中小企業診断士など工業系以外にも様々な資格講座を取り扱っていますが、SATは技術者向けの資格に絞っているのが特徴です。
SATは添削回数が多く、講座内容も充実している技術士講座です。
対応部門が限定されているのが気になる点ですが、その分論文添削や講座内容は充実しています。あなたの受験する部門が対応部門であればとてもおすすめできる講座です。
おすすめポイント!
- メール相談やマンツーマン指導があり、サポート体制が充実している
- テキストや動画などの教材が豊富でしっかり勉強できる
- 添削回数15回と無制限のサービスを除けば最多クラスである
- 講師の待遇に力を入れており、講師人数も12人と充実している
注意点
- オンライン講座なのでスマホ、PC、ネットワーク環境が必要
ネットワーク通信料を節約している人は工夫が必要 - 対面講座ではないので自分でモチベーションを管理して勉強する必要がある
ただ、自分のペースで勉強できるというメリットでもある - 対応部門が限定されており自分の受験部門が対応していない場合は受講できない
こんな人におすすめ!
- 多少高いお金を払っても良いから、質の高い講座を選びたい人
- オンラインであることにこだわりがない人
- 自分で勉強を進めていける人
- 沢山添削を受け、沢山質問したい人
みんなの口コミ・評判
テキストは要点が非常に良く整理されているため、合格に向けて効率よく学習することができました。
SATの講座は携帯一つで講座の視聴が何度でも繰り返しできる点と、わかりやすく教えてくれる点が良いと思います。初学でありながらも、きちんとインプットすることが出来ました。
参考書等沢山ある中でSAT様を選んだのは、通勤中など音声で講座内容を聴けるということと、何より実績もあると言うところで選びました。
取り扱いコース一覧
コース名 | 受講料 |
---|---|
1次試験対策 | 21,780円 |
二次試験筆記試験・添削講座 | 119,680円 |
二次試験口頭試験対策講座 | 32,780円 |
二次試験パーフェクト講座 | 141,680円 |
講座内容一覧
運営会社 | SAT株式会社 |
コース名 | パーフェクト講座(部門別) |
講座方式 | オンライン講座 |
受講料 | 141,680円 |
添削 | 15回(願書6回、筆記9回) |
教材 | 動画講義 テキスト 想定問答集 マンツーマン指導 メールによる質問 模擬口頭試験 |
信頼性 | 講師が受験部門の技術士である 2013年開設と10年近い実績がある 技術士以外の技術系資格でも実績多数 |
キャンペーン | 特になし |
最終更新:2024年4月時点
まとめ
SATの魅力は業界最多の添削回数と充実のサポート体制、そしてなんといっても講師の専門性が魅力です。
特に多数の講師を雇って専門性を担保している点は他の講座と差別化できている点です。
スタディングやアガルートアカデミーよりも高めの受講料ですが、その分のメリットが受けられます。
「自分が受験する部門の講師に指導してもらいたい」という講師の専門性を重視する人にはSATが断然おすすめです。
公式サイト:https://www.sat-co.info/ec/gijutsusi
その他の技術士二次試験講座
おすすめ3選には選びませんでしたが、このほかにも様々な技術士二次試験講座がありますので紹介します。
JES
運営者名 | 株式会社 日本技術サービス |
コース名 | トータルコース/プレミアムコース |
受講方式 | 対面講座、オンライン講座 |
受講料 | \232,960-/\888,888- |
添削サービス | 全て無制限 |
講座・教材 | 論文添削サービス zoomによる講座 テキスト 口頭試験の模擬試験 個別面談 |
講座の信頼性 | 開講40年以上の歴史があり、 合格実績も多数あり。 |
キャンペーン | 特になし |
ここが魅力ポイント!
- 添削回数が無制限・対面講座など、サポート体制が最高クラス
- 厳しい講師陣の指示のもと勉強を進めていけば良いので、自分のモチベーションに関係なく勉強を進めていける
- 費用が高い・勉強による生活への負担が大きいというデメリットがあるが、その分合格率は高い
- どうしても今年合格しなければならないという状況ならJESがおすすめ
こんな人におすすめ!
- 絶対に今年合格しなければいけない人
- つきっきりのマンツーマン指導を求めている人
- 自分で勉強を進めていく自信がない人
みんなの口コミ・評判
初受験でノウハウがなかったので、ABCDの全コースを受講しました。
先生方の指導についていくだけで合格まで導いてもらえました。
独学で2度落ちたため、勉強のやり方を変えるため、本セミナーに来ました。
恐らく独学で3度目にトライしても落ちたと思います。
絶対に合格できるような気持ちにさせてくれ、講師と一緒に進めていくことができると思いました。
新技術開発センター
運営者名 | 株式会社 新技術開発センター |
コース名 | パーフェクトフルコース (合格一直線コース) |
受講方式 | 対面講座、オンライン講座 |
受講料 | \188,000 |
添削サービス | 10回(願書1回,筆記3回,自由6回) |
講座・教材 | ・スクーリング4回 ・講義動画の配信2回 ・筆記模擬試験1回 |
講座の信頼性 | 50年以上の歴史と合格実績 |
キャンペーン | 特になし |
ここが魅力ポイント!
- 開講から50年以上という圧倒的歴史
- テキストのボリュームはものすごい、全部門に対応している
- 国の教育訓練給付金制度の対象講座となっており、
講座を修了した場合には入学金・受講料の20%がハローワークから支給される - 良くも悪くも昔ながらの講座である
ホームページなどはお世辞にもイマドキの仕上がりとは言えない
技術士試験も最新版に対応出来ているかは不安があるか?
みんなの口コミ・評判
技術士二次試験は合格するまで、平均して3~4回の受験が必要と言われています。独学では自分で作成した論文の評価を適切に行うことも難しく、効率も悪いと思いますので、対策講座やセミナーを受講することをお勧めします。
私が、技術士に合格できた大きな要因を整理します。以下の3つと考えています。
・日々、短時間ながらコンスタントに勉強を継続したこと
・新技術開発センターの通信教育や、別途購入した参考書等が大変参考になったこと
・技術士に必ず合格し、資格を活かし社会に貢献したいという強い意志を持ち続けたこと
技術士は、難関といわれていますが、勉強さえすれば必ず合格できる資格です。
新技術開発センターの特徴
団体としての創立は昭和43年、会社としての設立は平成元年と非常に歴史のある運営会社です。
個人に対する技術士講座だけでなく、企業に対しても企業内研修という形で講師の派遣を行っています。
企業相手にもちゃんと実績を積んでいるので、信頼性という意味では群を抜いていますね。
スクーリングという対面講座が特徴的
コースによりますが、スクーリングという対面講座を2回もしくは4回行っています。
このスクーリングが非常に特徴的です。
セミナーを1~2時間程度ちょっとやりますよという程度のものではなく、例えば10時~17時という時間で丸一日がっつりと勉強をします。
昼食を持参して(もちろん外食でもOKです)教室にこもって勉強するので、まさに学校(スクーリング)という感じです。
- 強制的に勉強する雰囲気になるので、さぼり癖のある人でも確実に勉強できる
- 講師や受験生同士で接するので、お互いに刺激しあってモチベーションを上げたり情報収集の機会になる。
最近ではオンラインでのスクーリングにも対応している
最近ではzoomを用いたスクーリングにも対応しています。
前々から考えにはあったのでしょうが、やはり新型コロナ禍によって一気に浸透したイメージですね。
zoomでのセミナーの質についてもこだわっている様子があり、こんなQ&Aが印象的でした。
Q.カメラやマイクは必ず必要ですか?
A.必要です。オンライン個別指導は講師と画面越しに対面で行います。Q.オンラインセミナーでは顔を出す必要がありますか?
A.講師は受講生の表情を見て理解度を確認しながらセミナーを進行しています。
ですので、顔を出して(カメラをONにして)参加いただくことをお願いしております。
ただし、顔を出すことが絶対条件ではありませんので、顔を出したくない場合はカメラをOFFにして参加してください。
受験生の顔を見て、理解度を確認しながら進行するなんて完全にデキる講師ですからね(笑)
もちろんカメラONを強制しているわけではありませんが、技術士講座としてのこだわりが見えます。
技術士Lock-On
運営者名 | 合同会社ワークシフト |
コース名 | 添削12回コース |
受講方式 | オンライン講座 |
受講料 | \121,000 |
添削サービス | 12回 ※追加購入可 |
添削以外の 講座・教材 | ・録画動画70本超 ・テキストPDF200頁超 ・zoomによる講座25回 ・キーワード集 ・二次試験のオリジナル問題 ・チャットワークによる質問制度 |
講座の信頼性 | ・スタディングの匠習作氏が代表を務める会社である ・講師陣が技術士である ・法人に対しても研修を行っている |
キャンペーン | 特になし |
ここが魅力ポイント!
- スタディングと比較して講師人数が多いのでレスポンスが早くサポートが良い
- 一方で、受講料の高さは短所であると言える
- 多くの受講生を抱えており合格者の声も多数、実績は十分
スタディングの講師でもある匠習作先生が代表を務めており信頼性が高い - 総じて、シンプルにおすすめできる技術士講座である
みんなの口コミ・評判
この講座に機会あって、2年以上に渡ってお世話になりました。
ただ添削指導だけではなく、精神面のケアも頂きました。
直近の動向も踏まえた、ポイントとなる質問をコンパクトにまとめてもらっていたため、効率的に解答を準備することができた。また、こちらが用意した解答に対しても、迅速にチェックいただき、かつ端的にコメントいただいたため、今後の進め方に対する安心感が得られた。
令和元年度筆記試験の不合格が判明して数時間後に、以前から気になっていた匠先生にお電話しました。電話での匠先生はとても誠実・フレンドリーでした。短い間のやり取りでしたが、「信頼できる先生だ!」と確信めいたものを感じました。
技術士lock-onの特徴
会社としての設立は2018年と比較的最近です。
しかし、代表を務める匠習作先生はスタディングで既に実績を積んでおり、過去に技術士試験に関する著書も発行しています。
会社設立が最近でも信頼性には問題ありません。
他の講師陣も「匠先生と同じくスタディングで実績のある土屋先生」や「アガルートアカデミーで実績のある日比先生」など実績を積んだ先生たちであり、添削の質について信頼性が高いです。
資料がとにかく多い
技術士lock-onは資料がとにかく多いです。これ自体は単純に良い点かなと思います。
- 200を超えるPDF資料
- 70を超える動画資料
- 平成21年からの過去問解説
- オリジナル問題
- 毎週のように行われるzoomによる講座
- キーワード集
しかし、正直なところこれを全て読み込んで自分のものにするというのは勉強時間的に現実的ではありません。
自分にとって必要なものを取捨選択する必要があるのですが、何が自分にとって必要なのかが分からない受験生にとってはこの点はデメリットかもしれません。
レスポンスが早い
技術士lock-onはレスポンスがとにかく早いです。
論文添削にしろ、それに対するチャットワークでの質問にしろ、とにかく返信が早いというのが強みですね。
この点については運営会社としても強みとして意識しているそうです。
受験生にとってはレスポンスが遅いともどかしいですし、勉強に身も入りません。受験生のメンタルにも配慮しているという受験生に寄り添う姿勢が好印象です。
新技術開発センターのような歴史と実績がありすぎる講座はちょっと上から感があったりするので、このあたりは受験生によって好みが分かれそうですね
ガチンコ技術士学園
運営者名 | 株式会社フューチャーデザイン |
コース名 | ガチンコ技術士学園 Cコース(通常添削コース) |
受講方式 | オンライン講座 |
受講料 | \138,000 |
添削サービス | 8問題分 ※各問題A判定になるまで無制限に添削可能 |
講座・教材 | ・ダウンロード資料 |
講座の信頼性 | ・開講から16年の実績、受講者数も累計1万人と信頼性が高い ・講師人数が充実しており、なんと65名が講師として登録している ・法人に対しても講座を提供している |
キャンペーン | 特になし |
ここが魅力ポイント!
- 開講から16年の実績があり、受講者数も累計1万人以上と信頼性が高い
- 添削は8題分という指定があるが、A判定になるまで無制限というのが良い
- 講師人数がずば抜けて多い
- 各講師ごとに特色のバラつきが懸念されるが、講師向けの「添削マニュアル」を用意することでカバーしている
ガチンコ技術士学園の特徴
開講は平成17年とそれなりに古く、これまでに延べ10000人の実績があります。
ガチンコ技術士学園の発端は平成16年にフリーソフトウェアとしてSUKIYAKI塾さん(当時は「技術士受験を応援するページ))で公開されたことです。
私自身SUKIYAKI塾さんのホームページにはお世話になったので、同じSUKIYAKI塾にお世話になったというガチンコ技術士学園には勝手にシンパシーを感じます。
※それが理由でおすすめランキング1位にするということはしないですが(笑)
おすすめランキング自体は適性に順位を付けるようにしています。
代表者は情熱的な人である
ガチンコ技術士学園の学長は浜口智洋さんです。
この方は昔「青い炎」というハンドルネームを使っていて、更には「浜口(青い炎)技術士事務所」という技術士事務所まで設立しています。
※現在では法人化して株式会社フューチャーデザインとなっています。
この代表者プロフィールに面白い一文があります。
青い炎とは、かつて技術士の論客たちが切磋琢磨していた佐口師匠のHP(ハヤブサネットの母体)で私が用いていたハンドルネームのことです。青い炎は見た目は穏やかですが、赤い炎に比べるとはるかに高温(赤い炎が600~800度であるのに対して、青い炎は1400~1900度)です。私の内面に燃えさかる熱い気持ちをハンドルネームに託しました。
引用:ガチンコ技術士学園公式ホームページ:代表者プロフィール
もうこのエピソードだけでも情熱的な雰囲気が伝わってきます。他にも略歴を見ていても熱い雰囲気が伝わってきますね。
技術士試験はある種覚悟というか、「やってやるぞ!」という気持ちが必要になってくるので、このような熱い気持ちを持った人が代表であるというのは魅力です。
やる気を出すためにはセミナーに参加するのが良い
ガチンコ技術士学園ではセミナーも実施しています。
東京、大阪、名古屋、札幌、福岡といった主要な都市で開催されるので日程さえ合えば参加しやすいかなと思います。
代表者が情熱的な人であることもあり、セミナーを受けてやる気を持って帰るという使い方が出来るかと思います。※個人差あり
気になる方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
定員が20~30名程度ですので、そこだけ気を付けてくださいね
5Doors’
運営者名 | 株式会社5Doors’ |
コース名 | Aコース |
受講方式 | オンライン講座 |
受講料 | \200,000 |
添削サービス | 無制限 |
講座・教材 | ・スクーリング2回 ・動画教材 ・テキスト教材 |
講座の信頼性 | ・累計25年の実績、受講者数も累計7千人と信頼性が高い ・講師人数が充実しており、9名が講師として登録している ・技術士やISOに関する出版もしている |
キャンペーン | 特になし |
ここが魅力ポイント!
- 開講から25年の実績があり、受講者数も累計7千人以上と信頼性が高い
- 添削回数が無制限と心強い
※1回の添削は最長1週間かかる
5Doors’の特徴
5Doors’は株式会社5Doors’が運営している技術士試験講座です。
株式会社5Doors’が主体となって運営していますが、講師は他の会社の経営者も含んだ9名で行っています。
中部圏の建設コンサルタント会社の経営者が集まって、連携しながら技術士受験指導をしています。全員が建設部門および総合技術監理部門などの技術士資格を持っています。
株式会社5Doors’自体はコンサルティング会社ですね。
建設コンサルタント以外にも労働安全コンサルタント、幼稚園のコンサルタント、老人ホームの運営も行っており、そのうちひとつの事業として技術士試験講座も運営しているという形です。
論文の添削サービスについて
論文の添削サービスは以下のように行われます。
- 論文を送る(受講者)
- 1週間以内に添削結果を戻す(講師)
- 添削結果を反映させて修正論文を送る
もしくは、次のテーマで論文を送る
これを受講期間の中で何度も繰り返すという形ですね。
但し、論文添削は一度に1つずつですので注意してください。並行して何個も論文添削は出来ません。
技術士の学校
運営者名 | 技術士の学校 |
コース名 | 基本コースを受けた後、受講者のレベルによって ・実践コース ・選択科目対策 ・論文添削 ・口頭試験対策講座 に展開していく |
受講方式 | オンライン講座 |
受講料 | 基本コース:\54,780 基本コース以外:非公開 ※無料体験クラス内の説明会で説明する |
添削サービス | 非公開 |
講座・教材 | 非公開 |
講座の信頼性 | 公開されている合格率が高い |
キャンペーン | 特になし |
ここが魅力ポイント!
- 基本コース以外の料金体系は全て非公開というクローズドな講座
情報を知りたい場合は無料体験クラスに参加して説明を聞く必要がある - 公開されている筆記試験の合格率が50%を超えている
技術士の学校の特徴
基本コース以外の料金体系は非公開と、かなりクローズドな講座です。
法人化されているのかは不明ですが、ホームページ上に「特定商取引に関する法律に基づく表示」もないので法人化していないような気がします。
※特定商取引に関する法律:ざっくり説明すると事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止するために、ホームページ上に事業者情報などをちゃんと掲載しなければならないという法律です。詳細はこちら
ただホームページはしっかり作られていますし、youtubeで動画配信もされています。
おそらく個人運営だろうというだけで怪しいものではなさそうです。
無料体験クラスの体験談
実は私も受験生のころに無料体験クラスに参加してみたことがあります。
結局受講しませんでしたが、無料体験クラスに参加した時のことを覚えている範囲で簡単にメモしたいと思います。
- 無料体験クラスは夜7時か8時くらいから3時間程度、オンライン上で行われた。
- 参加者は10人程度、建設部門が多かった。
- 無料体験クラスの内容は、講師からの解説をベースにしつつ実習の時間も2回ほどあった。
- 実習は提示された問題に対して10分~15分程度で解答をまとめ、まとめた解答をチャット(?)に上げて講師がそれに対して解説・修正していくというもの。ミニ論文添削を講座の中でしていくというイメージ。
これについては非常に良かった。自分だけでなく他人の解答の添削も見れたので、必要な考え方が一気に身についていく感じがあった。 - 総じて、講座の内容は非常に良かった。
ただ講座の時間は遅く、正直後半は眠かった。
※「技術士の学校」公式ホームページで基本コース以外は非公開としていることもあり、ここでは詳細な情報は公開しないこととします。また、不都合があれば上記体験メモも削除しますので何かあればお問い合わせフォームから連絡をお願いします。
大阪技術振興協会
運営者名 | 公益社団法人大阪技術振興協会 |
コース名 | Aコース |
受講方式 | マンツーマン個別指導(先着10人まで) |
受講料 | \148,500 |
添削サービス | 12問×2回 |
講座・教材 | ・セミナー6回 ※セミナー受講時に個別面談あり |
講座の信頼性 | ・創立55年の公益財団法人であり信頼性がある ・技術士会に近い活動をしている |
キャンペーン | 特になし |
ここが魅力ポイント!
- 技術士からの指導を受けることができる
- 個別指導を受けることができる
- 技術士受験セミナーだけでなく一般向けシンポジウムや子供向け理科実験などの活動をしており、組織としての信頼性が高い
技術士講座の選び方
技術士二次試験講座の選び方を解説します。
講座を選ぶときには以下の3つのポイントを確認するのがおすすめです。
論文添削サービスがあるものを選ぶこと
技術士講座を選ぶ際は必ず論文添削サービスがある講座を選びましょう。
できれば以下のように出願から口頭試験まで全て網羅している講座が望ましいです。
口頭試験の対策が含まれていない講座を選ぶなら、別口で模擬面接を依頼しましょう。ココナラなどで技術士が請け負っていますので、探してみてください。
添削回数は多ければ多い方が良いですが、多いほど受講料も高くなります。
添削回数と受講料とのバランスを見て、自分にとって丁度良い講座を選びましょう。
論文添削が必要な理由
なぜ論文添削サービスがあるものを選ぶべきかというと、自分では論文添削を客観的に行う事が極めて難しいからです。
「自分の論文が合格点に届いているのか?」
「自分の論文をどのように修正したら良いか?」
このようなことを自分で行う事が出来る人はごくまれです。
例えば、『解答論文を書くコツ』として以下のようなことを聞いたことがあると思います。
提案する解決策は当たり前のことを書くだけではいけません。
技術士としてふさわしい、一歩踏み込んだ内容を書く必要があります。
いいえ、提案する解決策は高難度である必要はありません。
むしろ審査員が納得できる内容である必要があります。
これらはまるで反対のことを言っているようですが、実はどちらも間違ってはいません。
提案する解決策は簡単すぎもせず、逆に難解すぎもせず、ちょうど良い塩梅の解決策でなければならないからです。
例えば、提案する解決策として浅すぎる内容を書いてしまっている人に対しては「もう少し深く踏み込んだ解決策を書いた方が良い」とアドバイスしますし、逆に解決策が専門的すぎて理解しにくいだろうなという内容を書いている人には「そこまで深くなくて良いよ」とアドバイスします。
だから上記のような全く反対の『解答論文を書くコツ』が出てきてしまうんですね。
このように、『解答論文を書くコツ』自体は世の中に沢山出回っていますが、そのうちのどれが自分に当てはまるかは人によって異なります。
必要なのは『自分の場合はどのように論文を修正したら良いか?』です。
これを自分で客観的に判断するのは本当に難しいので、講座の論文添削サービスを活用してプロの講師に論文添削をしてもらった方が良いということですね。
ちなみに、私もこんな感じで添削をやらせてもらっています。
※現在は身近な人限定で対応させてもらっています
講座によって個性はありますが、大体こんな感じで添削してくれますよ。
受講料は安い方が良い
受講料も無視できない重要なポイントです。
同じ内容の講座なら受講料が安い方が望ましいです。
受講料が安ければその分余った予算を他のことに回すことで試験に合格する可能性を更に高めることが出来るからです。
例えば、受講料が安い分このような用途に予算を回せます。
このように予算を他に回して有利に試験に臨めますので、
同じ内容なら受講料は安い方が望ましいです。
講座の信頼性
講座の信頼性も重視しましょう。
ひとくちに信頼性といっても判断するのが難しそうに思えますが、
例えば以下のようなことから総合的に判断すると良いです。
他に重要なポイントは?
あとは自分に足りないものを埋めれるような講座を選ぶのが良い選び方です。
このように選ぶのが良いでしょう。
技術士試験合格者への講座受講に関するアンケート結果
講座を選ぶにあたって、受験生の方はこのような疑問を持つと思います。
- 技術士二次試験に合格した人は、どの講座を受講しているのか?
- 講座を受講せず独学で合格出来た人はどれくらいいるのか?
そこで、実際に技術士二次試験合格者に向けてどの講座を受講したかアンケートをとってみました。
スタディングとアガルートアカデミーの受講者が多い
アンケート結果は以下の通りです。
本アンケートはクラウドワークス及び知り合いからの聞き取り調査でアンケート集計を行いました。
知り合いからの聞き取り調査では技術士であることを確認している方から聞き取りを行っています。また、クラウドワークスによるアンケートでは技術士二次試験合格者であることを確認するためにスクリーニング用の質問を入れました。技術士二次試験合格者ではないと判断したアンケート結果は無効票として扱っています。
この選定作業のおかげで集計に非常に時間と手間が掛かりましたが、その分信頼性の高いアンケート結果になったと思います。
最近流行りのオンライン通信講座であるスタディングとアガルートアカデミーが強いですね。
このふたつだけでほぼ半分を占めています。
あとは新技術開発センターですね。本記事のランキングではTOP3には入りませんでしたが、それでも人気のある講座です。
技術士二次試験に独学で合格できる人は2割以下
本アンケートでは、講座を受講せず独学で技術士二次試験に合格したという方は2割以下でした。
もう少しいうと、この2割の中には以下のような人が混在しており完全な独学という方は更に少ないです。
- 講座は受講していないが、先輩技術士からアドバイスをもらえるような環境である。
- 講座を受講した年は不合格だったが、その後は講座を受講せず試験を受けた結果合格した。
- 講座を受講せず技術士も周りにいないという、完全に独学である。
肌感覚ですが、完全に独学で技術士二次試験に合格したという人は1割もいないのではないかと思います
どのような人なら技術士二次試験を独学で合格できるのか?
技術士試験の難易度は非常に高く、簡単に取得できる資格ではありません。
一次試験なら独学で何とかなる人が多いですが、二次試験は独学ではどうにもならないという人が多いと思います。
そもそも二次試験を受験する資格がある人というのは、以下の条件を満たしたプロの技術者です。
プロ技術者を集めてなお合格率が15%程度ですから、その難易度の高さが分かると思います。
- 4~7年以上の実務経験を積んでいる
- 一次試験に合格した。もしくはそれに相当する専門知識がある(JABEE認定課程修了者)
そんな技術士試験を独学で合格する人もいます。
独学で合格できる人はどんな特徴があるのでしょうか?
個人の能力はあまり関係ない
まず、頭が良い悪いなどの個人の能力はそこまで関係ありません。
厳密には「少しは関係あるけど他にもっと大きな要因がある」といったところです。
下の図を見てください。
この図は卒業大学別の技術士二次試験の合格率です。
やはり勉強慣れしていると考えられる大学院卒や難関大学出身者の方が高い合格率となっています。
大学院卒や偏差値の高い大学卒であるなど、学歴が高い方が合格しやすいという傾向は間違いなくあるようです。
一方で、日本最難関である東京大学卒業者でも合格率は約26%と4人に1人しか合格できていません。
難関大学卒業者でも決して高い合格率ではなく、単純に偏差値○○以上の大学卒なら合格できるでしょうという話ではありません。
ということで、「頭が良ければ技術士試験に独学で合格できるか」と問われたら答えはNoです。
独学で合格できるかは環境にある
それでは技術士試験に独学で合格できる要因はなんでしょうか。
それは環境だと私は考えます。
一定の学力やモチベーションはもちろん必要ですが、その上で以下のような環境が整っている必要があると考えます。
このような恵まれた環境でなければ独学での合格は難しいと考えます。
「本業が忙しく勉強時間が取れない」という方や「技術士の知り合いがおらずアドバイスがもらえない」という方は、講座を活用せざるを得ないのではないかと考えます。
こんなに恵まれた環境の人ってほとんどいなくない?
大体の人は講座を使わないと厳しいかなと思いますよ
技術士二次試験講座に関するよくある質問
技術士二次試験講座に関するよくある質問を紹介します。講座を受講しようか考えている方は参考にしてくださいね。
- Qおすすめの技術士二次試験講座は?
- A
講座の充実度や受講料などのコストパフォーマンスを考えると、アガルートアカデミーやスタディング、SATがおすすめです。ただし、人によって最適な講座は異なります。様々な観点から比較して自分に最適な講座を選びましょう。
- Q技術士二次試験講座とは?
- A
技術士二次試験向けに特化した試験対策講座です。その名の通り、講座を受講することで技術士二次試験に合格できる確率を高めることが出来ます。
講座は「オンラインを活用した通信講座をメインとしたもの」と「教室などで対面して授業をおこなうもの」などがあります。また、技術士二次試験は論文方式の試験であることもあり論文添削がセットになった講座が多いです。
- Q口コミや評判を比較して講座を選ぶべき?
- A
口コミや評判を比較することは、講座選びで失敗しないためには重要なことです。
但し、口コミや評判は主観的な部分があります。人によって何が最適かは違いますので、口コミや評判だけでなく公式サイトの実際の情報やサンプルなども比較して選びましょう。
- Q講座は複数受講できる?
- A
複数受講することは可能です。予算が許すのであれば複数の講座を選ぶのも良いでしょう。
例えば、出願~筆記試験まではこの講座、口頭試験は別の講座というように講座を使い分けることはよく行われているやり方です。
- Q技術士二次試験講座は大体いくらくらいで受講できる?
- A
各講座の主力コースである添削付きコースで選ぶと、6万円~20万円超くらいで受講できます。
また、添削なしのテキストや動画だけの格安講座なら3万円程度、逆に付きっ切りでマンツーマン指導が受けられるような特別講座なら89万円するような講座もあります。
- Q技術士二次試験講座を受講したら絶対に合格できる?
- A
残念ながら、技術士試験は合格率10%程度の難関試験ですから、講座を受講したとしても絶対に合格できるとは言えません。
但し、合格できる可能性を上げることが出来るのは間違いないでしょう。受講生の合格率を公開している講座もありますが、それによると合格率は30%~50%超まで引き上げられているようです。
たとえ1年目では不合格だったとしても、何年かチャレンジすれば合格できる可能性はかなり高くなると考えられます。
おすすめの講座はコレ!
人気の技術士二次試験講座を比較した結果をもとに、
「こういう人はこの講座がおすすめ!」ということをまとめます。
忙しいあなたには通信講座がおすすめ!
技術士二次試験講座(添削付きコース)はこちらから選びましょう!
☆総合力で選ぶならスタディングがおすすめ!
動画講義、テキスト、添削10回付き!更に合格特典はお祝金10,000円!
受講料は69,300円と最安値クラス!更に無料体験で10%OFFクーポンもらえる!
⇒スタディング公式サイトから申し込む
☆合格率で選ぶならアガルートアカデミーがおすすめ!
合格率は驚異の77%超!更に合格特典で全額返金+お祝金30,000円!
受講料は107,800円!今なら97,020円でお得!(7/7まで)
⇒アガルートアカデミー公式サイトから申し込む
☆講師の専門性で選ぶならSATがおすすめ!
受験部門の技術士が講師を担当!更にzoomによるマンツーマン指導あり!
受講料は141,680円!30日間返金保証あり!
⇒SAT公式サイトから申し込む
講座を受講して技術士を目指す時の注意点
本記事で紹介した講座を使って技術士を目指す場合には受験資格に注意してください。
技術士二次試験は受験資格要件がありますので、自分がそれを満たしているかを確認するようにしましょう。
- 技術士一次試験に合格していること
※JABEE認定教育課程の修了者は技術士一次試験が免除されます。 - 規定年数(4年 or 7年)以上の実務経験を積んでいること(それを証明できること)
※自分が勤めている会社に依頼して出願用紙にハンコを押してもらう必要があります。
まずは技術士一次試験に合格しなければいけない
技術士二次試験を受験するためには、まず技術士一次試験に合格する必要があります。
いきなり二次試験を受けることは出来ないので注意してくださいね。
※JABEE認定教育課程の修了者は技術士一次試験が免除されます。また、中小企業診断士や情報処理技術者などの国家資格を持っている人は技術士一次試験の一部が免除されます。詳細はこちら。
規定年数(4年 or 7年)以上の実務経験を積まなければいけない
技術士二次試験を受験するためには規定年数(4年 or 7年)以上の実務経験を積む必要があります。
- 「技術士補として」「技術士の指導の下で」実務経験を積んだ場合は4年を超える年数
※技術士補登録後の期間に限る。
- 「職務上の監督者の指導の下で」実務経験を積んだ場合は4年を超える年数
※技術士第一次試験合格後の期間、指定された教育課程修了後の期間に限る。
- 「指導者や監督者がおらず」実務経験を積んだ場合は7年を超える年数
※技術士第一次試験合格以前の実務経験、指定された教育課程修了以前の実務経験も含む。
なお、これは自己申告ではいけません。自分が勤めている企業に実務経験があることを証明してもらう必要があります。
自分が勤めている企業に依頼して上司や社長のハンコを出願用紙に押印してもらう必要があります。
技術士のことを解説
技術士とは
技術士とは文部科学省が認定する国家資格であり、高度な専門知識と豊富な実務経験があることを国から認められた科学技術の専門家です。
- 道路やトンネルなどのインフラの維持、管理
- スマホやパソコン部品、半導体などの製品開発
- 発電所のシステムなどの設計
- 衣類用の繊維の開発
この他にも様々な分野で技術士は活躍しています。
生活する上で直接会うことはないかもしれませんが、縁の下の力持ちとして皆さんの生活を支えています。
⇒技術士って?~これが技術士の世界~ (発行:日本技術士会)
技術士になるメリット
技術士の資格を取ることで「自分は高い能力を持った技術者です」と証明することができます。
更には、企業によっては月2万円といった資格手当や20万円~30万円といった報奨金が出るところもあります。
- 給料が上がる ※職場による
- 昇格しやすくなる
- 仕事で影響力が増す
- 肩書パワーで信頼性が増す
- 転職で有利になる
このように、技術士を取得することで大きなメリットを受けられます。
科学技術に携わる方なら技術士はぜひ取得しておきたい国家資格です。
技術士の年収
技術士の平均年収は約667万円です。(※2019年度実績)
日本人全体の平均年収が約436万円に対して高めの年収となっています。
また、技術士の平均年収は年々増加している傾向があります。
給与所得者の平均年収「民間給与実態統計調査(国税庁)」
また、以下の環境で働いている技術士は年収1000万円という高い収入を得ている人も出てきます。
- 大企業に勤めている
- 建設業界に勤めている
- 技術士として独立している
技術士の人数
技術士は2021年の時点で約9.5万人となっています。
文部科学省のデータによると日本の技術者の人数は約238万人(2015年時点)だそうです。
技術者を100人集めたらそのうち4人は技術士という割合ですね。
ただ、既に引退している人もいるでしょうから実際に技術士として活動している人数はもう少し少ないかと思います。
技術士の部門一覧と受験部門の選び方
技術士は科学技術という幅広い分野を扱います。
そのため、技術士は21の部門に分けられています。
受験の際には、
一次試験=合格しやすい部門
二次試験=仕事で必要な部門
というように受験部門を選ぶと良いでしょう。
技術士試験のことを解説
技術士試験の受験者数
技術士一次試験の受験者数は毎年15,000人程度、技術士二次試験の受験者数は毎年25,000人程度で推移しています。
ここ数年で増加も減少もしておらず、同じ水準で推移している状態です。
技術士試験の難易度
技術士試験は一次試験(技術士補)と二次試験(技術士)に分かれます。
それぞれの試験の難易度は以下の通りです。
- 一次試験(技術士補):普通レベル(偏差値60)
- 二次試験(技術士) :難関レベル(偏差値60)
司法試験や医師試験のような日本で最難関の資格とまでは言いませんが、それでもTOEICで700点を取ることや簿記検定よりも難しい試験です。
また、合格率で見ても一次試験は30~60%、二次試験に至っては10%程度と合格率が低く、簡単には合格できない難関試験であると言えます。
技術士試験の流れ
技術士になるまでの流れは以下の通りです。
- 技術士一次試験
合格すると修習技術者になります。
一次試験は免除されるケースがあり、例えばJABEE認定教育課程の修了者は一次試験に合格しなくても該当する大学を卒業しているだけで修習技術者になれます。
- 技術士二次試験 筆記試験
修習技術者となり、かつ規定年数の実務経験を積むと二次試験を受験できます。
合格率は約10%と、技術士試験の中でも最大の関門です。
- 技術士二次試験 口頭試験
二次試験 筆記試験に合格すると口頭試験に進めます。
合格率は80~90%と高い確率で合格できますが、ここで不合格になるとまた二次試験 筆記試験からやり直しとなってしまいます。
- 技術士 登録
二次試験 口頭試験に合格すると、技術士になる資格が得られます。
合格したのち技術士として登録すると晴れて技術士と名乗ることができます。
※技術士として登録しなければ技術士と名乗れない点には注意です。
それぞれの試験の概要を解説します。
一次試験
一次試験は技術士になるための第一歩です。
合格率50%程度と難易度はそこまで高くありません。
かといって、決して楽な試験でもありません。
しっかりと対策して臨みましょう。
出願時期 | 出願書類配布:6月中旬 出願書類受付:6月中旬~6月末 |
試験時期 | 11月末 |
合格発表 | 翌年2月下旬 |
受験資格 | 特になし |
受験料 | 11,000円(非課税) |
試験会場 | 北海道、宮城、東京、神奈川、 新潟、石川、愛知、大阪、 広島、香川、福岡、沖縄 |
試験内容 | すべて5肢択一式(マークシート方式) 試験科目:基礎科目、適性科目、専門科目 |
免除条件 | JABEE認定教育課程を修了している |
二次筆記試験
一次試験に合格し、必要な実務経験を満たしたら次は二次筆記試験です。
二次筆記試験は合格率10%程度と非常に難しい試験であり、技術士試験における最大の関門です。
技術士になるためにはこの二次筆記試験に合格する必要があります。
出願時期 | 出願書類配布:4月上旬 出願書類受付:4月上旬~4月中旬 |
試験時期 | 7月中旬 |
合格発表 | 11月上旬 |
受験資格 | ①②を両方とも満たしていること ①技術士一次試験に合格している(もしくはJABEE認定教育課程を修了している) ②規定年数(4年超~7年超)の実務経験がある |
受験料 | 14,000-(非課税) |
試験会場 | 北海道、宮城、東京、神奈川、 新潟、石川、愛知、大阪、 広島、香川、福岡、沖縄 |
試験内容 | すべて論文方式 ・必須科目 問題1 ・選択科目 問題2 ・選択科目 問題3 |
二次口頭試験
二次筆記試験に合格したら、最後に二次口頭試験です。
二次試験は筆記試験と口頭試験合わせてひとつの試験となっていますので、口頭試験で不合格だった場合は筆記試験からやり直しになります。
合格率は80~90%と高いですが、油断せず確実に合格できるようにしましょう。
二次口頭試験に合格出来れば、晴れて技術士となる資格が得られます。
※技術士と名乗るためには登録作業が必要になるので注意してください。
登録が完了するまでは技術士と名乗ってはいけませんよ。
出願時期 | なし(二次筆記試験と兼ねる) |
試験時期 | 12月上旬~翌年1月中旬 |
合格発表 | 翌年3月中旬 |
受験料 | なし(二次筆記試験と兼ねる) |
試験会場 | 東京 |
試験内容 | 面接方式 |
技術士試験合格のために必要な勉強時間
技術士試験合格のために必要な勉強時間は一般的には『150~2000時間』と言われています。
ただ、この勉強時間はバラつきが大きすぎます。
バラつきが大きくなる理由は「既に技術士としての実力が充分ある人」から「勉強方針を間違えていて何年も受験している人」のような外れ値を含めているからだと考えられます。
実際の「平均的な人なら大体これくらいだよね」という勉強時間は『800時間』くらいがひとつの目安となります。内訳は以下です。
一次試験:200時間
二次試験:500時間
人によるバラつき考慮分:100時間
「一般的な大卒程度の学力がある方が、それなりに正しい勉強方針で勉強した場合」なら800時間程度で合格できるでしょう。
試験合格のために必要な学歴
技術士試験の受験資格に学歴は規定されておりません。
つまり、どの大学卒であろうと、もしくは高校・中学卒であろうと試験に合格さえ出来れば技術士になれます。
とはいえ、技術士試験は難易度の高い国家試験です。
基礎的な学力も必要になってきますので、偏差値の高い大学を卒業している人程合格率が高いというデータがあったりします。
いわゆる難関大学ほど合格率が高くなっていますね
まとめ
技術士試験対策講座の選び方のポイントと、おすすめ講座を紹介しました。
技術士試験は難易度が高く独学では厳しい部分がありますので、「忙しくて時間が取れない」や「周りにアドバイスをくれる技術士がいない」といった場合には講座を活用しましょう。
講座を有効に活用して、短期間で合格しましょう!
コメント