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ヘッドハンティングされた体験談。情報源がどこからかを予想しました。【なぜ私が?】

ヘッドハンディングを受けた体験談 技術士の概要

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ヘッドハンティングとかされてみたいな~

A太郎
A太郎

私、されたことありますよ

ヘッドハンティングという言葉を聞いたことがあるかと思います。
ある日突然企業から「うちに来ないか?」と打診をされるというやつですね。

私も2021年2月頃にいわゆるヘッドハンティングを受けました。
面談も行いましたが結局断ってしまったので実際に転職するとまではいきませんでしたが、面白い体験でしたので体験談として本記事に記録して共有したいと思います。

「ヘッドハンティングの連絡がきたんだけど、どうしよう?」
「ヘッドハンティングされるにはどうしたらいいの?」
といった疑問に対して、参考にして頂ければ幸いです。


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ヘッドハンティングとは?

まずはヘッドハンティングとは何か解説していきます。

企業が「あなたをスカウトしたい!」って声掛けてくることでしょ?

A太郎
A太郎

そうですね。ただ最近ではヘッドハンティングにも種類があるようですよ。

ヘッドハンティングとは「企業が人材に対してオファーをかけて企業に引き入れる形の人材採用」のことを指します。

ただ、ひとくちにヘッドハンティングといってもいくつか種類があります。
人材を探すプロセスの違いによって「登録型」と「サーチ型」の2種類の形があります。

<登録型>
人材紹介会社に登録した求職者がターゲット。
企業が登録された求職者の中から人材を選んでオファーをかけるタイプ。

<サーチ型>
人材紹介会社に登録していない人がターゲット。
企業もしくはヘッドハンティング会社が独自に情報を調べ、求める人材を探し出してオファーをかけるタイプ。

転職サイトに登録しているかしていないかが違うみたいだね

A太郎
A太郎

それぞれについて説明しますね

登録型のヘッドハンティング

求職者がリクルートやビズリーチなどの転職サイトに登録しておき、企業がその登録者の中からこれという人材に対してオファーをかける形のヘッドハンティングです。

求職者があらかじめ転職サイトに登録しているので、「転職したいと思っている人」に対して企業がオファーをかけるという形になります。
ヘッドハンティングというよりも普通の転職活動のようなイメージの方が分かりやすいかもしれません。

実際に、この登録型をヘッドハンティングとは呼ばず、「人材紹介サービス」と呼んでヘッドハンティングとは別物として扱っているケースもよくあるようです。

サーチ型のヘッドハンティング

おそらく「ヘッドハンティング」と聞いてイメージするのはこちらの「サーチ型ヘッドハンティング」のことでしょう。
企業やヘッドハンティング会社が独自の情報網を活用して、ターゲットとなる人材を探し出してオファーをかける形のヘッドハンティングです。

こちらは「転職したいと思っていない人」に対して企業がオファーをかけるという形になります。
そのため、ヘッドハンティングされる側としては比較的有利な条件で転職しやすいというメリットがあります。

ヘッドハンティングといったら大体「サーチ型」のことを指すんだね

A太郎
A太郎

私が受けたのも「サーチ型」のヘッドハンティングでした

以下、このページでは単にヘッドハンティングという場合は「サーチ型のヘッドハンティング」として記載していきます。

ヘッドハンティングの流れ(私の体験談)

実際にはどのようにヘッドハンティングされるのかな?

A太郎
A太郎

私がヘッドハンティングをされた時の体験談をお伝えしますね

STEP1:職場に手紙が来る

2021年2月、突然職場に私宛の手紙が来ました。差出人はヘッドハンティング会社からでした。
手紙の中身はざっくりと以下のようなものでした。

私たちはヘッドハンティングをしている会社です。
ある企業様があなたを雇用したいと言っているので、興味があれば連絡をください。

私は転職サイトに登録してもいなかったので、いきなりこのような手紙が送られてきても不信感でいっぱいでした。
ただ、手紙を差し出してきたヘッドハンティング会社の名前をネットで調べたところ、それなりにちゃんとしている会社でした。
口コミなどを見ても詐欺などの怪しいものではなさそうです。

私は今の職場環境に概ね満足していましたし、割と自由に好きな仕事をさせてもらえているので特に不満はありませんでした。
ただ「もっと給料が増えたらな~」ということは思っていたので、せっかくなので話だけ聞いてみることにしました。

STEP2:連絡を取る

ヘッドハンティング会社の担当者の名刺も同封されていたので、メールで連絡をとってみました。
そうしたところ、「色々と勤務条件をお伝えしますので、まずはweb面談をしませんか?」とのことでしたので、促されるまま別途日程を決めてweb面談をすることにしました。

恐らく、ヘッドハンティング会社としても私の雰囲気を面談で見てみたかったのだと思います。
私の情報自体は知っているようでしたが、実際に会ったことはないですからそれもそうかなと思いましたね。

A太郎
A太郎

この段階だと勤務条件などはまだ分かりませんでした

STEP3:web面談

ヘッドハンティング会社の担当者と1対1でweb面談を行いました。
少し雑談をしてから、実際の仕事内容や勤務条件を聞きました。
概ね以下の感じです。

<面談で聞き出した勤務条件>
仕事内容:新規事業の立ち上げスタッフ+後の幹部候補
勤務地 :○○
勤務時間:8:30~17:30(昼休憩1h)
給与  :年収〇〇円(要相談)
残業時間:平均10時間/月
企業名 :企業と直接面談するまでは教えられない

勤務条件は色々と細かく教えてくれましたが、具体的な企業名は教えてくれませんでした。
このあたりは企業名が分かると直接やり取りしかねない=ヘッドハンティング会社が手数料とれないといった事情からでしょうね。
ただ、本社はどこだとか主な事業は何かといった企業の特長は教えてくれたので「多分ここだな」ということは正直分かりました。
上場しているようなそこそこ大企業(だと思われる)でしたので、その点が少し意外でした。
やはり新規事業を手掛ける場合は今いる社員をイチから教育するよりも、外部から専門家を引き抜いてしまった方が手っ取り早いということもあるのかもしれませんね。

事業内容も今の仕事内容と合致してましたので、私に声がかかったのも納得できました。自分の技術や知見が活用できそうで仕事の内容も魅力的でした。
ちなみに給料も非常に良く、勤務条件としてはかなり破格じゃないかなと思える条件でした。

ただ、勤務地がネックだったんですね。
勤務地が隣の県だったのですが、今住んでいるところからはとても通えないので引っ越しする必要がある場所でした。
私は妻と子供がいるので、妻の勤め先や子供の学校のことを考えると引っ越しする必要があるのは大きなハードルでした。

ということで、仕事内容や勤務条件は魅力的でしたが、勤務地や実際に職場になじめるかというリスクを考えると転職はやめておこうと判断しました。

そして、その場のweb面談では勤務地がネックであり正直厳しいということを伝えつつ、少し考えますという回答でweb面談は終わり、後日改めてお断りの連絡をしました。

step4:その後の流れ

結局ヘッドハンティング会社とのweb面談まででお断りしてしまったので体験談としてはここまでですが、その後の流れを聞いた限りですが記録します。

・web面談で聞いた条件で興味があれば企業との面談にすすむ。
・企業との面談の場で初めて企業名がはっきりと伝えられる。
・企業との面談で詳細な勤務条件を詰めていく。
・両者の合意があれば、雇用契約を結ぶ

という流れのようです。

ちなみに、いくらこちらが乗り気だとしても企業との面談の場で上手く勤務条件がまとまらない場合には採用を取りやめるということもあるそうです。
また、採用担当者から「うまくコミュニケーションが取れない人だな」と思われても採用を取りやめるという場合もありそうです。

ヘッドハンティングがあったからといって、最終的に雇用契約を結ぶまでは焦って今の職場を退職しない方が良いということですね。

A太郎
A太郎

以上、私のヘッドハンティングをされた体験談でした。

ヘッドハンティングの情報源は?

ヘッドハンティングをされた場合、まず思うのは「どこから情報を得たか?」「なぜ私が?」ということでしょう。
ということで、ヘッドハンティングをする際にどこから情報を得るのかということについて調査してみました。
概ね以下のようなところから情報を得て人材を探すようですよ。

ヘッドハンティングの情報源
  • 業界内の評判、口コミ
  • 発表会、イベントなどでの登壇
  • SNS
  • 専門誌などの記事
  • 特許情報
  • 資格情報
  • 人的なつながり

こうしてみると、意外とネットから情報を得ていることが多いように思います。
学会で発表したり特許を取得したりすると、ネットで検索した場合に結構名前と所属先が出てしまうのですが、ヘッドハンティング会社はそのようなところから情報を得て人材を探しているようです。
そのため、学会発表を行ったことのある人や特許を取得したことのある人、論文発表をしたことのある人は専門とする内容も分かりやすいのでヘッドハンティングのターゲットにされやすいようです。

私も特許を取得していたり、学会の発表会で講師として登壇した経験があります。
おそらく特許情報や学会の発表会などから情報を得られた可能性が高いかなと思います。
あとは技術士会でも会員向けに名簿が公開されているので、そこから情報を得た可能性もありますね。

ヘッドハンティングされるには?

僕もヘッドハンティングされてみたいんだけど?

A太郎
A太郎

それでは、先ほどのヘッドハンティングの情報網から逆算してみてみましょう

ヘッドハンティングされると、何となく自分の実績が認められたような、自分が求められているような気がして気分が良いものです。
どうせなら「ヘッドハンティングされたことがあるぜ」と言ってみたいですよね(笑)
ということで、どうしたらヘッドハンティングされるかを一覧にしてみました。

特許を出願する

特許を出願すると、特許庁のプラットフォーム上で出願した特許の情報が公開されます。
特許出願の技術的な内容だけでなく、個人名や会社名まで公開されるので、ある意味では名前が知られるチャンスといえます。
※特許が認定されるまでいかずとも、出願するだけでも情報は公開されます。

勤め先によると思いますが、仕事で特許を出願する機会があればチャンスです。
特許を出願すると特許情報として発明者の名前が特許情報プラットフォームというところで公開されます。
これは誰でも見れる情報であり、発明者とその専門とする内容がわかるのでヘッドハンティング会社も参考にしているようです。

自分が発明に関わっている必要がありますが、発明者は複数名記載することが可能なのでもし発明に関わっているのであれば発明者の名前に自分の名前が記載されるように働きかけると良いでしょう。

勉強会や発表会などで発表をする

こちらも勤め先によると思いますが、学会などが主催する発表会で登壇者として発表するとネットで名前が載りやすいです。

こちらも誰でも見れる情報であり、発表者とその専門とする内容がわかるのでヘッドハンティング会社も参考にしやすいようです。
学会の関係者と交流する機会があれば積極的に交流していくと「発表してみないか?」という話ももらいやすいと思います。

素晴らしい実績を残して有名人になる

素晴らしい実績を残して有名人になれば、すぐにヘッドハンティングの話がくると思います。

極端な例ですが、例えば青色LEDでノーベル賞を受賞した天野教授などが有名ですね。
色々なところから講演会の依頼が来たようで、複数のイベントで天野教授の名前を目にした記憶があります。

ヘッドハンティングの誘いも来ていることでしょう。

まとめ

私がヘッドハンティングされた体験談とヘッドハンティングの概要について記載してきました。

このページをご覧になっている方は、ヘッドハンティングをされた経験の有無に関わらず何かしら現在の職場に不満があり転職を考えていることかと思います。
現在の環境に不満があるようでしたら、「転職」というのも一つの手かと思います。

ヘッドハンティングに限らず世の中には色々なサービスがあるので、それらを有効に活用して人生を豊かなものにしてくださいね。

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