衛生管理者試験のテキストを探してるんだけど…
どんな問題集が良いかな?
過去問解説が載ってる本の方が良いの?
衛生管理者試験はそこそこの難易度です。
独学でも十分合格出来るのですが、さすがに参考書がないと厳しいレベルです。
しかし、いざ参考書を選ぼうと思っても色々種類がありすぎてどうやって参考書を選べば良いか迷ってしまいますよね?
そこで、本記事では衛生管理者試験の参考書の選び方と、衛生管理者試験のおすすめ参考書を紹介します。
参考書選びに貴重な時間を掛けるのはもったいないです。
こちらで紹介している参考書からサクッと選んで、勉強の方に時間を使いましょう。
参考書選びのポイント3点
さっそく参考書の選び方を解説します。
参考書の選び方のポイントは3つです。
この3つのポイントを抑えておけば、参考書選びで失敗することはないですよ。
ポイント① 一種、二種を間違えないこと
衛生管理者には一種と二種があり、一種と二種では試験範囲が異なります。
参考書も一種用と二種用がありますので、自分が受験する種類の参考書を選びましょう。
例えば、こちらは私がおすすめしている参考書ですが、これは一種用の参考書です。
一方、こちらは二種用の参考書です。
両方とも似ていますが、内容は違いますので間違えないように注意しましょう
ポイント② 最新版を選ぶこと
参考書は出来るだけ最新のものを選びましょう。
衛生管理者試験に限りませんが、試験内容は年を追うごとにアップデートされていきます。
そのため、何年も前に発行された参考書では最新の試験内容に対応出来ないんですね。
ですから、出来れば最新版、少なくとも2~3年以内に発行されたものを選ぶようにしましょう。
例えば安いからといってメルカリで5年も10年も前の参考書を選ぶのは危険です
ポイント③ 過去問解説があるものを選ぶこと
参考書は試験の過去問解説があるものを選びましょう。
衛生管理者試験は過去問と似たような問題が出題される確率が高い試験です。
そのため、過去問に対する理解を深めることが合格への一番の近道です。
参考書を選ぶ際にも、過去問を意識して構成されているテキストを選ぶのが良いでしょう。
出来れば過去問の解説がある参考書を選びたいところです。
逆に言えば、衛生管理者試験とは関係ない大学の参考書などは優先度は高くないですね。
基礎知識は身に付くでしょうが、試験に合格するという目的に対しては遠回りになります。
参考書を使う際のふたつの注意点
次に、参考書を使うにあたりふたつほど注意点がありますので紹介します。
注意点① 色々なものに手を出しすぎないこと
衛生管理者試験対策の参考書は色々な会社が出版していますが、だからといって色々な参考書に手を出しすぎないように注意してください。
どちらかといえば、色々な本に手を出すよりも1~2冊の本を繰り返し勉強して知識を深める方がおすすめです。
広く浅く色々な本を勉強しても時間とお金が掛かるばかりです。
それよりも、1~2冊の本を繰り返し勉強するほうが時間面でもお金の面でも効率的です。
衛生管理者試験はまだそこまで難易度が高くないので、参考書1~2冊に集中するだけでも十分合格できますよ
難易度が低いとまでは言わないのね
注意点② 最終的には実際の過去問を解くこと
参考書を使って勉強するだけで本番に挑むのではなく、必ず実際に過去問を解くようにしてください。
過去問はこちらで公開されています。
⇒安全衛生技術試験協会 過去問題一覧
本記事で紹介する参考書は基本的に実際の過去問を踏まえたものですが、それでも実際の過去問を解いてみるとまた違った雰囲気があることが分かると思います。
せっかく無料で過去問が公開されていますので、ぜひ本番を想定して過去問を解いてみてください。
本番を想定して、本番と同じ試験時間で解いてみるのがおすすめです
第一種衛生管理者試験のおすすめ参考書3選
第一種衛生管理者試験のおすすめ参考書を紹介します。
当サイトの読者様は技術系の人が多いでしょうから、そういった方が受けるであろう第一種衛生管理者試験向けの参考書を紹介します。
この1冊で合格! 村中一英の第1種衛生管理者 テキスト&問題集
- 指導実績10年超の講師が書いた本なので信頼性が高い
- 図解や表が多く分かりやすい、知識のインプット向け
- 電子書籍(楽天kobo)に対応しているので、通勤電車内で解説を見るなど隙間時間を活用して効率的に進めやすい
- 過去問の掲載が少ないのはデメリット、別途自分で過去問をやる必要あり
- はじめて資格試験に挑戦する方
- 効率的に勉強を進めたい方
- 電子書籍で参考書を読みたい方
過去問をもっと解きたいという方は追加でこちらの参考書に取り組むのもおすすめです。
スッキリわかる 第1種衛生管理者 テキスト&問題集
- イラストや表が多く非常に読みやすく、理解しやすい
- 電子書籍(楽天kobo)に対応しているので、通勤電車内で解説を見るなど隙間時間を活用して効率的に進めやすい
- 過去問の掲載が少ないのはデメリット、別途自分で過去問をやる必要あり
- はじめて資格試験に挑戦する方
- 勉強が苦手で、少しでも楽しく勉強を進めたい方
- 電子書籍で参考書を読みたい方
ユーキャンの第1種衛生管理者 重要過去問&予想模試
- 資格指導の大手であるユーキャンの本なので信頼性が高い
- アウトプット中心の参考書である
- 過去問の解説が豊富で、これ1冊だけで効率よく勉強できる
- 知識のインプットが少ないのはデメリット、だが無駄なく最短で合格を目指すなら最適
- はじめて資格試験に挑戦する方
- 効率的に勉強を進めたい方
- 1冊の参考書に集中して勉強したい人
独学で衛生管理者試験に合格できる?
さて、おすすめの参考書を紹介しましたが、実際参考書だけのほぼ独学で合格できるのでしょうか?
勉強に慣れている人なら独学で合格できます
衛生管理者試験は勉強に慣れている人なら参考書や過去問だけの独学で十分合格できます。
普段から仕事で新しい知識を得る必要があるような人や、もともと勉強が得意だという方なら参考書と過去問を繰り返し解いていけば十分合格できます。
なぜなら、衛生管理者試験で見られるのは基本的に知識があるかどうかだけであり特別なノウハウは必要ないからです。
シンプルに知識があればいいんだね
いわゆる暗記タイプの試験ですね。
回答も択一方式ですので、独学でも対応しやすいと思いますよ
短期間で合格したい人は通信講座がおすすめ
一方、あまり勉強が得意ではない、覚えるのが苦手という方は参考書だけでは厳しいかもしれません。
また、会社からの指示で短期間で合格しなければならないという方も参考書だけでは不安でしょう。
50人以上の従業員がいる事業場では衛生管理者の専任が義務付けられているので、病気や怪我などの急な退職で衛生管理者がいなくなると「短期間で衛生管理者を取れ」と会社から無茶ぶりされるケースはあり得ます。
さすがに短期間で合格しなければならない、不合格になってはいけないというプレッシャーがある状態では独学では不安が残ります。
そのような方には通信講座を受講するのをおすすめします。
例えば、技術系資格を専門としているSATでは「知識ゼロから7日間で合格」という効果を掲げています。
他にもこちらの記事でコスパの良いおすすめ講座を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
⇒衛生管理者の通信講座おすすめ3選
まとめ
本記事では衛生管理者試験向けのおすすめ参考書の紹介と参考書の選び方を解説しました。
衛生管理者試験は資格勉強に慣れた人なら参考書と過去問を解くだけの独学で十分合格できます。
ここで紹介した参考書を用意し、サクッと合格してしまいましょう。