IT系国家資格である基本情報技術者試験に効率よく合格できることで人気なのが基本情報技術者通信講座。
しかし、通信講座は各社様々な内容で提供されており、どの講座を選べば良いかを判断することは難しいです。
・どの講座を選べば良いかわからない
・どのコースを選べば良いかわからない
・自分に合う講座はどれ?
このような疑問が出てくると思います。
そこで、このページでは各社の基本情報技術者通信講座を比較調査し本当におすすめできる基本情報技術者通信講座を紹介します。
講座内容や受講料など講座選びで重要な項目を中心に厳選したので、あなたに合う基本情報技術者講座がきっと見つかりますよ。
基本情報技術者通信講座おすすめTOP3
私がおすすめする基本情報技術者講座はこちらの3つです。
いずれもコストパフォーマンスに優れた良い講座です。
私のおすすめはバランスタイプのスタディングですね。
教材の質と受講料のバランスが良く、誰でも安心して使える講座です。
更に期間限定ですが割引クーポンも利用でき更に安く受講できます。
講座選びの基準は人それぞれ異なりますが、基本的には「受講料」と「教材」を見るのがおすすめです。
本記事のランキングは「受講料」と「教材」以外にもさらに3つの項目を追加し、5つの視点から講座を評価しています。
各項目を5点満点で評価し、その平均値を比較して順位付けしました。
- 受講料の安さ
受講料を確認しました。最新の割引キャンペーンなどもチェック! - 教材の充実度
製本テキスト、オンラインテキスト、動画講座の有無をチェック! - その他サービスの充実度
学習フローや質問制度の有無をチェック! - 講座の信頼性
運営会社の歴史、実績、他の資格での実績、講師の質、みんなの口コミと評判をチェック! - 合格特典などキャンペーンの充実度
合格特典の有無をチェック!最終的な受講料に効いてきますよ!
スタディング
運営者名 | KIYOラーニング株式会社 |
コース名 | 基本情報技術者合格コース |
受講方式 | オンライン講座 |
受講料 | 36,800円 |
教材 | 動画講義41時間半 WEBテキスト77講座分 問題集971問 模試科目A・B各1回 |
その他サービス | 学習フロー 学習レポート AI問題復習 などの学習サポートシステム |
講座の信頼性 | 2017年に開講と比較的若い。 但し、合格実績は多数あり。 東証マザーズ上場 |
キャンペーン | 割引クーポン:10%~15%OFF 合格特典:amazonギフト券5,000円 その他多数の割引制度あり |
講座の特徴
スタディングはオンラインを活用した通信講座です。
近年急激に成長しており、多くの人気を集めている通信講座のひとつです。
スタディングが人気な理由の一つが、コストパフォーマンスの高さです。
スタディングの教材は以下のように高品質で、かつ充実しています。
- わかりやすい動画講義
- スマートフォンでいつでもどこでも学習可能
- メモや検索機能が充実したWEBテキスト
- 自動採点機能
- 1講義あたり15分程度と短めに作られている
- 倍速機能も使える
- スキマ時間を使ってムリなく勉強できる
高品質な教材をそろえていながら、受講料は3万円台と最安値クラスです。
更に割引サービスや合格特典などが豊富にあるので、実質の受講料はかなり安くなります。
高品質な教材でありながら安い受講料であり、スタディングは高いコストパフォーマンスを誇るのが特徴です。
一方、高いコストパフォーマンスを実現するために、教材はオンラインで完結するようになっています。教材をフル活用するためには「パソコン、スマホ、ネットワーク環境」が必要になる点には注意が必要です。
例えば、「普段楽天モバイルを使っていて、3GBで収まるように外出先ではデータ通信をできるだけしないようにしてるんだよね。」という方はスタディングの強みを十分に引き出すには一工夫が必要になってしまいます。
※データ通信を節約したいなら、Wifi環境であらかじめデータをダウンロードしておくなどの工夫が必要になります。
スタディングは講座内容と受講料のバランスが良く、まず最初に利用を考えたい基本情報技術者講座です。
おすすめポイントと注意点
おすすめな人とみんなの口コミ
こんな人におすすめ!
みんなの口コミ・評判
資格の大原
運営者名 | 大原出版株式会社 |
コース名 | 基本情報技術者合格コース (科目A免除制度対象) |
受講方式 | 教室通学、映像通学、WEB通信から選択 |
受講料 | 80,800円 |
教材 | 講義43回 テキスト6冊 Web模試1回など |
その他サービス | 科目A免除制度対象 (旧称:午前試験免除制度) ※講座を受講することで科目A試験が免除されます |
講座の信頼性 | 1979年設立と歴史と実績は十分 「本気になったら、お~はら」のCMで知名度も抜群 |
キャンペーン | 本試験経験者割引:20%OFF 大原受講生割引:3%OFF 再受講割引:30%OFF |
講座の特徴
資格の大原は、長年にわたって資格試験対策講座を提供してきた大手の講座です。
主な特徴は以下の通りです。
- 充実したカリキュラム:資格試験に合わせた充実したカリキュラムとなるよう設計しています。試験の範囲や難易度に応じて学習内容は厳選されており、効率的に勉強することができます。
- 実践的な問題演習:教科書的な理論解説だけでなく、実践的な問題演習も多く用意しています。過去問題を取り入れてミニテストや模擬試験もあり、実際の試験に近い状況で模試を受けられます。
- オンライン学習の充実:近年ではオンラインでの学習が求められることも増えてきましたが、資格の大原でも充実したオンライン学習環境を提供しています。ただ、他のオンラインで完結させているような講座と比較してスマホでの勉強しやすさは一歩劣るかなという印象です。
- 科目A試験の免除:基本情報技術者試験においては、資格の大原で受講することで科目A試験(旧午前試験)が免除されます。
個人的には模試があるのがおすすめポイントですね。
資格取得において模擬試験はとても有効です。
最も大きな特徴は「科目A試験免除」でしょう。
資格の大原で「基本情報技術者合格コース(科目A免除制度対象)」を受講すると、基本情報技術者試験のうち科目A試験が免除されます。
受講してしっかり講義を受けるだけで基本情報技術者試験の半分が免除されますので、大きなアドバンテージですね。
科目B試験に集中して勉強することができますので、非常に有利に試験を受験することができます。
但し、その分受講料はやや高めとなっています。
多少お金を掛けても良いからしっかり勉強したい、合格したいという方におすすめの講座です。
こんな人におすすめ!
フォーサイト
運営者名 | 株式会社フォーサイト |
コース名 | 基本情報技術者 スピード合格講座 |
受講方式 | オンライン講座 |
受講料 | 35,800円 |
教材 | 動画講義10時間 テキスト592頁 問題集716頁 演習ノート 確認テストなど |
その他サービス | 受講サポートブックによる学習サポート 無料メール質問5回 |
講座の信頼性 | 教育関係の事業が得意なフォーサイトが運営 会社設立が1993年と長年の実績あり |
キャンペーン | 合格特典:Amazonギフト券最大1,500円 |
講座の特徴
フォーサイトは教育・学習支援事業に特化した会社です。
スタディングなどと同じように通信教育に特化した講座で、高い品質と安い受講料というコストパフォーマンスに優れた講座です。
会社設立が1993年と比較的長めの実績があります。また、CMを流していたこともあり聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
フォーサイトは「満点主義よりも合格点主義」を掲げており、短い勉強時間で合格を目指したい方におすすめの通信講座です。
但し、頻出問題に重点をおいた教材となっているので、総合的な教材のボリュームが小さい点にはご注意ください。
基本情報技術者通信講座の選び方
通信講座の選び方を解説します。
通信講座を選ぶときには以下の3つのポイントを確認するのがおすすめです。
教材の充実度は自分の知識レベルに適しているかで選ぶ
各講座で教材の充実度は異なります。
自分にとってどのくらいの教材が必要なのか?
それは自分の知識レベルによって選ぶのが良いでしょう。
受講料は安い方が良い
受講料も無視できない重要なポイントです。
同じ内容・品質の講座なら受講料が安い方が望ましいです。
受講料が安ければその分余った予算を他のことに回すことで試験に合格する可能性を更に高めることが出来るからです。
例えば、受講料が安い分このような用途に予算を回せます。
このように予算を他に回して有利に試験に臨めますので、
同じ内容なら受講料は安い方が望ましいです。
勉強に対するお金の使い道だけでなく、
家族への感謝の気持ちを表すために食事に行ったりするのも良い使い方です
講座の信頼性は口コミや運営会社で判断する
講座の信頼性も重視しましょう。
ひとくちに信頼性といっても判断するのが難しそうに思えますが、
例えば以下のようなことから総合的に判断すると良いです。
他に重要なポイントは?
あとは自分に足りないものを埋めれるような講座を選ぶのが良い選び方です。
このように選ぶのが良いでしょう。
基本情報技術者のことを解説
基本情報技術者とは
基本情報技術者試験とは、ITや情報処理に関する知識や技能を問う国家試験のひとつです。
経済産業省が実施する「情報処理技術者試験」のうち、「基本情報技術者試験」は情報処理技術者のうち基本的な知識や技能を問う基礎クラスに位置付けられています。
基本情報技術者試験の受験者数は10万人前後で推移しています。
新型コロナが流行しだした令和2年度はさすがに受験者数が減りましたが、その後元の水準まで回復している様子を見せています。
ただ、令和3年度以降にITパスポートの受験者数が爆発的に増えたので、ITパスポートの次のステップにあたる基本情報技術者も数年のうちに急上昇するのではないかと考えられます。
ITパスポートの伸び率はすごいですね。新型コロナの流行によってIT業界が急激に伸びました。
基本情報技術者の資格を取得するメリット
- 試験を通じてITや情報処理に関する基礎知識が身に付く
- 就職や転職の際に有利になる
- 資格手当により収入が増えるケースもある
- 上位のIT系資格取得に活かせる
- 大学入試で優遇されたり、単位認定される場合もある
このように、基本情報技術者を取得することで複数のメリットを受けられます。
理系社会人なら基本情報技術者をはじめとする情報処理技術者試験はぜひ合格しておきたい国家試験です。
基本情報技術者試験の難易度
基本情報技術者試験の難易度は以下の通りです。
難易度レベル | 偏差値 | 合格率 | |
---|---|---|---|
基本情報技術者 | 簡単 | 49 | 22%~48% |
難易度レベルは簡単であり、比較的簡単に合格することが可能です。
とはいえ、試験では専門的な知識が問われるので、勉強しなかったり勉強方法が適切でない場合には普通に不合格となってしまう程度には難しいです。
まとめ
基本情報技術者試験対策講座の選び方のポイントと、おすすめ講座を紹介しました。
基本情報技術者試験は比較的簡単な部類の試験ではありますが、専門知識が問われるため正しい勉強が必要です。
本記事で紹介した通信講座を活用すれば効率よく勉強することが可能です。
「勉強のやり方がイマイチわからない」という方は、ぜひ通信講座の活用を検討してみてください。