危険物取扱者の合格率を知りたい
年度ごとの合格率だけでなく、推移を知りたい
甲種、乙種、丙種それぞれの合格率の推移を知りたい
危険物取扱者試験を受験しようとする方なら、試験の合格率は気になるところですよね?
危険物取扱者試験の合格率は消防試験研究センターのホームページで公開されていますので、これを見る方は多いと思います。
しかし、消防試験研究センターで公開しているのは数字が羅列されているだけの生データに近い形(しかも年度ごとに別ページ)なので、合格率の推移を見ようとすると不便なんですよね。
そこで、本記事では消防試験研究センターが公開しているデータを整理し、分類ごとに合格率の推移が見やすいようにまとめました。
本記事では危険物取扱者の合格率の推移を以下のように分類してまとめました。
- 甲種
- 乙種1類
- 乙種2類
- 乙種3類
- 乙種4類
- 乙種5類
- 乙種6類
- 丙種
なお、本記事でまとめた合格率は受験者数に対する合格率です。
申込者に対する合格率とは異なりますのでご注意ください。
※申込者に対する合格率よりは若干高い数字になっています。
それでは、さっそく合格率の推移を見ていきましょう。
甲種危険物取扱者の合格率推移
甲種危険物取扱者は基本的に30%強程度で推移しています。
新型コロナが流行した前後でなぜか合格率が40%程度まで高くなっていますが、その後収束してからはまた30%強程度まで落ち着いてきました。
人数を見ると合格率が高くなっているH30~R3あたりは受験人数も少なく、「コロナ禍で記念受験する人が少なかった」「合格する自信がない人は受験しなかった」などが要因だと考えられます。
ただ、直近のR4には受験人数も元の水準近くまで戻っており、それに伴って合格率も元の水準近くまで戻っています。
乙種危険物取扱者の合格率推移
乙4だけ明確に合格率が低いというのが特徴的ですね。
これは乙4が難易度の割に需要が高いため、とりあえずチャレンジしてみようという人が多いことによります。
例えば、以下のような人が受験するわけです。
乙4特有の受験者像
- 乙4は簡単な割に需要が高いと聞いて、とりあえず受験してみた人
- 会社からの指示で受験した人
- 記念受験の人
こういったらなんですが、あまり勉強していない人も受験したりするのでその分合格率が下がってしまうわけですね。
丙種危険物取扱者の合格率推移
まとめ
本記事では危険物取扱者の合格率の推移をまとめました。
甲種は30%~40%、乙4も30%~40%の合格率となっています。
合格できるのは3人に1人ですから、楽勝とはいえない資格だと思います。
がむしゃらに勉強するだけでは合格は難しく、合格するためには正しい情報をもとに適切に勉強する必要があります。当サイトでも色々と情報を発信していますので参考にしてみてください。
仕事や家庭に忙しくて時間がないという方は危険物取扱者試験講座を受講することもおすすめですよ!